アメリカ大陸3連戦の3戦目、F1第21戦サンパウロGP(アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ、ブラジル)の2日目、スプリントのスターティンググリッドを決める「スプリント・シュートアウト」が行われている。
●【2023F1第21戦サンパウロGP】全セッションの結果・開催スケジュール
■SQ1:角田裕毅とリカルドはSQ2へ
SQ1のトップはカルロス・サインツ(フェラーリ)、2番手はランド・ノリス(マクラーレン)、3番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)だった。
レッドブル・レーシングと同じホンダRBPTのパワーユニットを搭載するアルファタウリF1は、角田裕毅が15番手、ダニエル・リカルドは9番手で2台ともSQ1を通過した。
■オコンとアロンソがクラッシュ!
残り1分を切ったところでイエローフラッグが出され、残り33秒で赤旗が出され、その後セッションは終了した。
その原因は、エステバン・オコン(アルピーヌ)がクラッシュしたためだ。
ターン3でスロー走行しながらイン側を空けていたフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)に、アタックしていたオコンがターン2〜3でマシンを滑らせてしまい、アクセル全開のオコンが右リアを、アロンソの左フロントに当ててしまい、オコンはバリアへ突っ込んでしまった。
アロンソも左フロントアームを壊し、底面のスキッドブロック(プランク)から火花を散らせながらピットへ戻っているのが映し出されている。
オコンは「アロンソのバカ」と言い放ったが、身体は大丈夫なようだ。アロンソはクラッシュしたマシンを心配していた。
【F1サンパウロGP:SQ1】
16 エステバン・オコン(アルピーヌ)
17 ランス・ストロール(アストンマーティン)
18 ジョウ・グァンユ(アルファロメオ)
19 アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
20 ローガン・サージェント(ウィリアムズ)