元F1ドライバーであり、現在は同じスペイン出身ドライバーであるフェルナンド・アロンソが所属するアストンマーティンのアンバサダーを務めているペドロ・デ・ラ・ロサが、最近ささやかれているアロンソのF1引退の噂を一蹴した。
■突然F1引退やレッドブル移籍が噂されているアロンソ
42歳のアロンソはアストンマーティンと2024年までの契約を結んでいる。だが、今週に入ってからアロンソが引退を考えているのではないかという噂が強くささやかれ始めている。
さらに、2024年にはレッドブルのセルジオ・ペレスとシートを交換するのではないかといった荒唐無稽とも思われる噂さえささやかれている。
■こうした噂を非難するデ・ラ・ロサ
しかし、アロンソの長年にわたる友人でもある52歳のデ・ラ・ロサは、アロンソにまつわるそうした噂について母国スペインのテレビ局『Movistar(モビスター)』の番組『Vamos Sobre Ruedas(バモス・ソブレ・ルエダス)』の中で次のように語った。
「フェルナンドはアストンマーティンのドライバーだよ」
「彼は我々にとって非常に重要な資産であり、何も変わることはないよ」
「こうした噂がどこから出たのかは知らないし、情報源もその目的も私にはわからない。今はそういう時期ではないんだ。“シリー・シーズン”はすでに終わっているんだからね」
■アロンソの唯一の目標は残り3戦に集中すること
「繰り返すが、フェルナンド・アロンソはアストンマーティンのドライバーであり、来シーズンに向けて非常に重要な残り3レースに集中することが唯一の目標なんだ」
かつてマクラーレンやフェラーリでアロンソとともに仕事をした経験を持つデ・ラ・ロサはそう語ると、次のように付け加えた。
「だから、心配しなくていいよ。フェルナンドは残るよ」