【F1アメリカGP】スタート直後に接触したオコンとピアストリがリタイア！角田裕毅のポイント獲得の可能性高まる

2023年10月23日（月）4:27 am

アメリカ大陸3連戦の初戦、F1第19戦アメリカGP（サーキット・オブ・ジ・アメリカズ、オースティン）決勝レースのスタート直後の混乱の中、エステバン・オコン（アルピーヌ）とオスカー・ピアストリ（マクラーレン）が接触した。

3周目、ダメージを負ったオコンはピエール・ガスリー（アルピーヌ）と順位を入れ替え、角田裕毅（アルファタウリ）の下の11番手まで下がった。ガレージに戻ったオコンはマシンを降りると、左サイドポッドに空いた穴を見ていた。

10周目、周回を続けていたピアストリだったが、大幅に速度を落とした。冷却の問題の可能性があるようで「充電を続けても、大きく加速しない」と伝え、ピットインしてリタイアした。

■角田裕毅のポイント獲得の可能性高まる

トップ10の2台がリタイアしたことで、11番スタートの角田裕毅（アルファタウリ）のポイント獲得の可能性が高まった。昨日のスプリントでは19周で5台抜きをしてみせるほどミディアムタイヤでのレースペースは良かったため、正しい戦略でトップ10フィニッシュを確実にしたい。

■ノリス、100戦目で初勝利なるか？

一方で、スタートをうまく決めてターン1でトップに立ったランド・ノリス（マクラーレン）はその後もレースをリードし、F1参戦100戦目で初勝利を目指している。

■4台がピットレーンスタート

アストンマーティンの2台と母国GPを迎えているハースF1チームの2台はピットレーンスタートを選択している。アップデートを投入したもののうまく機能せず苦戦していたこの2チーム4台は、パルクフェルメの状況下でセットアップを変更することを選択したためピットレーンからスタートしている。

フェルナンド・アロンソ（アストンマーティン）は旧型へ変更して新型との比較データを収集する。