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マックス・フェルスタッペン、レッドブルの権力闘争に関する噂は「でたらめ」

2023年10月20日(金)18:51 pm

すでに今季のF1ドライバーズタイトル獲得を確定させているマックス・フェルスタッペンが、レッドブル内で政治的な権力闘争が起きているという噂があることに関して、それは「でたらめ」だと非難した。

■ホーナーとマルコが権力争い?

その噂は、世界的エナジー飲料メーカーの最高経営責任者であったディートリッヒ・マテシッツが昨年10月に亡くなって以降、レッドブル内部で政治的な権力争いが勃発しており、レッドブル・レーシングのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、長年にわたってマテシッツの右腕としてチーム運営に関与してきていたヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)を追い出そうと画策しているというものだ。

これに対し、オーストリア出身の80歳のマルコと、イギリス出身の49歳のマルコはいずれもそうした噂は事実ではないと否定している。

そして、26歳のオランダ人であるフェルスタッペンも、今週末にF1第19戦アメリカGPが開催されるテキサス州オースティンのCOTA(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)において次のように語った。

■チーム内の雰囲気はいいし今後も何も変わらない

「はたから見ると、人々は基本的にでたらめなことを話そうとしているように僕には思えたよ。なぜなら、僕はチーム内の雰囲気はとてもいいと思っているからね」

「全員が、自分の役割が何なのかをはっきりとわかっているよ」

フェルスタッペンも、ちょうど1年前にレッドブルの共同設立者でもあったマテシッツが亡くなって以来、チームには「悲しい時期」があったことは認めている。

だが、2021年から3年連続でF1チャンピオンとなったフェルスタッペンは、ホーナーとマルコによるチーム運営は何も損なわれてはいないと次のように付け加えている。

「今チームにいる全員が僕たちの成功にとってすごく重要なんだ。だから、これから先も何も変わらないよ」。

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