F1第15戦イタリアGP(モンツァ)の決勝レースが行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝、2位はセルジオ・ペレス(レッドブル)、3位はカルロス・サインツ(フェラーリ)だった。
●【2023F1第15戦イタリアGP】全セッションの結果・開催スケジュール
フェルスタッペンはF1最多の10連勝記録を達成、レッドブル・レーシングは15連勝の新記録をワンツーフィニッシュで飾った。
角田裕毅(アルファタウリ)はレース前にPUトラブルでリタイア。リアム・ローソン(アルファタウリ)は11位で完走した。
■F1イタリアGPレースレポート
■1周目
きれいなスタート!ターン1はカルロス・サインツ(フェラーリ)!2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だ。
3番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)にジョージ・ラッセル(メルセデス)が迫るが、ルクレールが守った。
■2周目
アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)がオスカー・ピアストリ(マクラーレン)をオーバーテイク!
■3周目
DRSが有効になった。0.7秒差のフェルスタッペンがサインツに迫ってくるだろう。
■4周目
ルクレールもフェルスタッペンのすぐ後ろにつけている。
■5周目
サインツを後ろから見ているフェルスタッペンは「彼はすでに少し滑っている、大丈夫だよ」と余裕だ。
■6周目
フェルスタッペンはスリップストリームを使いながらDRSを使用し、ターン1でサインツと並んだが、フェルスタッペンはアウト側にいて、サインツはレーシングラインを保ってトップを守った!素晴らしいバトルだ。
■7周目
サインツは迫ってくるフェルスタッペンから守るがタイヤは滑っている。
■8周目
4位争いでは、ジョージ・ラッセル(メルセデス)にセルジオ・ペレス(レッドブル)がピタリとつけている。
■9周目
フェルスタッペンが接近するが、ターン1では十分近づけないと判断したようだ。最初でおそらく唯一のピットストップが勝敗を分けるか?
■10周目
「彼はリアにかなり苦戦している」とフェルスタッペンは伝えられた。
フェラーリはレースモードではタイヤに優しくない。
■11周目
ペレスはラッセルの背後で仕掛けるが、ラッセルがブレーキをかけるのが遅かった。どちらのタイヤにも厳しくなるだろう。
ピエール・ガスリー(アルピーヌ)がハードタイヤに交換した。
■12周目
ルクレールはトップ2台の後ろで様子を見ている。
■13周目
ラッセルは無線で、今日はアンダーカット勝負になると伝えた。
■14周目
ターン1でペレスがラッセルに並ぶ!2台ともオーバーラン!
■15周目
フェルスタッペンがサインツにターン3で並び、ターン4のシケインでオーバーテイク!
■16周目
ターン1でペレスにラッセルが並びかける1
■17周目
フェルスタッペンはサインツを1.5秒リード。ルクレールは3位でサインツのすぐ後ろにいる。
ペレスはさらに3.5秒後方にいて、徐々に迫っている。
■18周目
サインツのタイヤは厳しくなっていて、ルクレールは順位を入れ替えることを望んでいる。
後ろからはペレスが迫っている。
■19周目
タイヤはかなり消耗している。チームはピットインさせてフレッシュエアに戻したいと考えるだろう。アンダーカットは、アウトラップでトラフィックに引っかからないことが重要だ。
■20周目
サインツとラッセルがピットイン!どちらもハードタイヤに交換した。
■21周目
フェルスタッペンとルクレールがピットイン!ハードタイヤに交換した。
■22周目
ペレスがハードタイヤに交換。フェラーリの2台のすぐ後ろにつけた。
■23周目
ノリスがハードタイヤに交換した。
サインツがファステストラップを記録。すぐ後ろにはルクレール、ペレスがつけている。
■24周目
トップを走行していたオスカー・ピアストリ(マクラーレン)がハードタイヤに交換。
これでハードタイヤスタートのルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップに立った。
ラッセルに5秒ペナルティが出された。タイヤ交換をしたばかりのラッセルが、ホームストレートを走ってきたエステバン・オコン(アルピーヌ)がいるにもかかわらず、止まりきれず直進していた。
■25周目
ホームストレートでフェルスタッペンがハミルトンをオーバーテイク!
■26周目
ターン1でノリスとピアストリの接触が記録された。ノリスのリアタイヤにピアストリの左フロントタイヤが接触していた。
■27周目
2番手でハミルトンはそろそろタイヤ交換だ。
■28周目
ハミルトンがミディアムタイヤに交換。
■29周目
ターン1でハミルトンがフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)をオーバーテイクして9番手へ!
■30周目
ターン1でペレスがルクレールを攻めるが並べない。
■31周目
ペレスがルクレールにアタックするがスペースを与えてくれない!
■32周目
ホームストレートでペレスがルクレールを攻略して3番手へ。
■33周目
サインツ「タイヤは終盤ギリギリになる」と厳しさを伝えた。タイヤマネジメントが必要だ。
■34周目
ペレスはサインツに迫れない。タイヤをマネジメントしているのか?
■35周目
7番手ノリスがDRSを使って6番手アルボンに迫るが抜けない。
■36周目
ノリスはアルボンが6番手で苦戦していると伝えられると「君が見ているのと同じことを僕も見ているよ」と返した。
ピアストリはちょうどその2人の後ろにつけている。
■37周目
今はタイヤのマネジメントが重要なタイミングだ。
■39周目
ターン1でノリスがアルボンに並んだが、ノリスは押し出されてコースアウト!順位を戻した。ノリスは不満だ。
■40周目
ターン3でハミルトンがピアストリに並ぶが、ターン4でピアストリが守った!
■41周目
2番手サインツにペレスが迫るがどちらも無理はしない。
■42周目
ターン3でハミルトンが今度はアウト側から仕掛ける!ターン4入口でピアストリとハミルトンが接触!2台ともオーバーラン!ピアストリはフロントウイングを壊してしまった。
■43周目
ピアストリがフロントウイングとミディアムタイヤに交換。
先ほどの接触で、ピアストリは「ブレーキングで彼(ハミルトン)が寄せてきた」と訴えた。この接触は審議中になっている。
■44周目
ペレスがサインツに詰め寄るが抜けない。
8番手ハミルトンに5秒ペナルティ!
■45周目
ターン1でペレスがサインツをオーバーテイク!しかしペレスがオーバーランして順位を戻す。
ターン1でハミルトンがノリスをオーバーテイク!
■46周目
ターン1でペレスがサインツをオーバーテイク!
ハミルトンが6番手アルボンに迫るが抜けない。
■47周目
ターン1でルクレールがサインツをオーバーテイク!
しかしサインツもターン3で並び、ターン4でイン側に飛び込んだ!2台ともオーバーラン!順位はサインツ、ルクレールの順だ。
ターン1でDERSを使ってアウト側に出たハミルトンがアルボンをオーバーテイクして6番手へ。
■48周目
ターン1で再びルクレールが仕掛けるがサインツが守った。
アルボンの後ろにノリスが迫ってオーバーテイクのタイミングを狙っている。
■49周目
ターン1でルクレールがサインツに仕掛けるが抜けない。フェラーリ同士の3位争いが熾烈だ。
サインツが「このまま順位を持ち帰ろうよ」とチームを介してルクレールに攻めないように訴えかける。
ターン4のシケインでアウト側のピアストリがローソンに仕掛けるが、抜けずにショートカット。
■50周目
ターン1でルクレールが並ぶがサインツは守り切った。
フェラーリは「リスクを負うな(帰ってきてくれ)」と伝える。
■51周目
サージェントに5秒ペナルティだ。ボッタスと接触した件に対してのペナルティだ。
ターン1でルクレールがタイヤから白煙を上げる!サインツが3位のポジションを守り切った。ラスト1周しのげるか?
■チェッカーフラッグ
フェルスタッペンが優勝!F1最多の10連勝記録達成!
2位はペレスで、今季6度目のワンツーフィニッシュ。レッドブル・レーシングは15連勝の新記録を達成した。
ティフォシの前で白熱したホイール・トゥ・ホイールのバトルで魅せたフェラーリ勢だったが、3位はサインツ、ルクレールはあと少し届かず4位だった。
5位ラッセル、6位ハミルトン、7位アルボン、8位ノリス、9位アロンソ、10位ボッタスだった。
スタートできなかった角田裕毅のチームメイトで、F1で2戦目のリアム・ローソン(アルファタウリ)は11位でフィニッシュした。
ファステストラップを記録したのはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)だったが、12位でフィニッシュしたため1ポイントは得られなかった。