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【予選:F1イタリアGP】サインツがフェラーリの地元でポールポジション!フェルスタッペンは0.013秒差、ルクレールは0.067秒差!角田裕毅11番手、ローソン12番手

2023年09月03日(日)0:12 am

F1第15戦イタリアGP(モンツァ)の予選が行われ、カルロス・サインツ(フェラーリ)が昨年のF1アメリカGP(オースティン)以来となる自身4度目のポールポジションを獲得した。

●【2023F1第15戦イタリアGP】全セッションの結果・開催スケジュール

■予選Q1

18分間のQ1が行われ、トップタイムはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2番手はアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)だった。

レッドブル・レーシングと同じホンダRBPTのパワーユニットを搭載するアルファタウリF1は、角田裕毅が4番手、先週クラッシュして骨折したダニエル・リカルドの代役リアム・ローソンは12番手で、アルファタウリF1勢はQ2へ進出した。

カルロス・サインツ(フェラーリ)とルクレールが制限時間1分41秒0を超えていたと記録された。これは全員がトゥを得ようと不必要に遅く走ることを防ぐルールだ。フェラーリの2台にどんな裁定が下されるのか注目が集まる。

■【予選Q1】F1イタリアGP
16 ジョウ・グァンユ(アルファロメオ)
17 ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
18 エステバン・オコン(アルピーヌ)
19 ケビン・マグヌッセン(ハース)
20 ランス・ストロール(アストンマーティン)

■予選Q2

15分間のQ2トップタイムはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)だった。

レッドブル・レーシングと同じホンダRBPTのパワーユニットを搭載するアルファタウリF1は、角田裕毅はQ2で10番手だったランド・ノリス(マクラーレン)とわずか0.013秒差の11番手、先週クラッシュして骨折したダニエル・リカルドの代役リアム・ローソンは角田裕毅と0.164秒差の12番手で、アルファタウリF1勢はQ3進出はならなかったもののチームの地元で好結果を出した。

■【予選Q2】F1イタリアGP
11 角田裕毅(アルファタウリ)
12 リアム・ローソン(アルファタウリ)
13 ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
14 バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
15 ローガン・サージェント(ウィリアムズ)

■予選Q3

ポールポジションはカルロス・サインツ(フェラーリ)、0.013秒差の2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、トップから0.067秒差の3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)だった。

サインツは昨年のF1アメリカGP(オースティン)以来となる、キャリア4度目のポールポジションとなった。フェラーリは母国GPの予選で1ー3という好位置につけた。

■フェラーリ勢にお咎めなし。その理由は?

Q1ではサインツとルクレールが最大ラップタイムに関するレースディレクターの指示に従わなかった可能性が指摘されるなど、フェラーリにとって懸念材料もあったが、Q3が終わった直後にスチュワードはこれ以上の処分はないことを確認した。

フェラーリの2台は、セーフティカーライン間の制限時間1分41秒0を超えていたため、スチュワードはマーシャリング/ポジショニングデータ、タイムデータ、車載カメラ、CCTVカメラを徹底的に調査した。

両ドライバーとも、サーキットの大部分、特にストレートでは1分41秒0を切るために必要な速度か、それ以上を維持していた。

しかし、スチュワードは、両ドライバーが減速し、コース脇にとどまるために適切な行動を取ったと判断した。どちらのケースでも、両ドライバーは他のドライバーの妨げにならないよう、減速してトラックのサイド・バイ・サイドにとどまるという適切な行動を取ったとスチュワードは判断した。これは、4人のドライバーの追い越しを許しながら、それらのドライバーの邪魔をせず、クリアなトラックを与えるために行ったものである。

したがってスチュワードは、彼らが“不必要にゆっくり”運転したわけではないと判断した。最大タイムをわずかに上回ったのは、明らかに両ドライバーの適切な行動によるものだったと判断し、それ以上の処置はとらないことを決定した。

■【予選】F1イタリアGP
1 C.サインツ(フェラーリ)
2 M.フェルスタッペン(レッドブル)
3 C.ルクレール(フェラーリ)
4 G.ラッセル(メルセデス)
5 S.ペレス(レッドブル)
6 A.アルボン(ウィリアムズ)
7 O.ピアストリ(マクラーレン)
8 L.ハミルトン(メルセデス)
9 L.ノリス(マクラーレン)
10 F.アロンソ(アストンマーティン)
11 角田裕毅(アルファタウリ)
12 L.ローソン(アルファタウリ)
13 N.ヒュルケンベルグ(ハース)
14 V.ボッタス(アルファロメオ)
15 L.サージェント(ウィリアムズ)
16 G.ジョウ(アルファロメオ)
17 P.ガスリー(アルピーヌ)
18 E.オコン(アルピーヌ)
19 K.マグヌッセン(ハース)
20 L.ストロール(アストンマーティン)

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