レッドブルF1の幹部ヘルムート・マルコ博士によると、フェラーリはレッドブルF1のチーム代表クリスチャン・ホーナーも引き抜こうとしたそうだ。
今週末、F1で最も有名な技術者であるエイドリアン・ニューウェイは、フェラーリが長年にわたって何度もオファーを出してきたという長きにわたる噂をついに認めた。
■ニューウェイのフェラーリ移籍発表前夜に説得
マルコはさらに一歩踏み込んで、現在64歳のニューウェイが一時は“契約にも合意していた”ことを明らかにした。
「(ルカ・ディ・)モンテゼモーロはすでにパドックで歓声を上げ、契約を発表しようとしていた」とマルコはスイスの新聞『Blick』に語っている。
「しかし、夜の間に我々はニューウェイの考えを変えることができたんだ」。
■昨年、クリスチャン・ホーナーを一晩かけて説得
その後、フェラーリはレッドブルに忠実で長く勤めているチーム代表のクリスチャン・ホーナーをマラネロに呼び寄せようと、本腰を入れて交渉に乗り出した。
マルコは、フェラーリがマッティア・ビノットの後任を探し回っていた昨年、それが起こっていたことを明かした。
「ホーナーにレッドブルに残るよう説得するのに、もう一晩かかったよ。そして、そのために数百万ドル以上(数億円以上)の費用がかかったんだ」。