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「TV視聴率が下がって申し訳ないがライバルが遅いからといって我々を責めないでくれ」とレッドブルF1首脳、ライバルの「大躍進」はあるのか?

2023年06月02日(金)19:32 pm

2023年F1シーズンはここまでに6レースを終えているが、レッドブルがその全てで勝利を飾るという圧倒的な強さを誇っている。

■負ける気がしないレッドブル

2021年と2022年のF1チャンピオンであり、3連覇を狙う今年も現時点ではライバルたちに大きな差をつけてF1ドライバーズ選手権をリードしているフェルスタッペンは、今週末にスペインGP(4日決勝)が開催されるバルセロナで1日(木)に行われたインタビューにおいてレッドブルが今シーズンのレース全てで優勝する可能性があることを認めている。

そして、レッドブル首脳のヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)も、しばらくはレッドブルの勝利が続くのは間違いないと考えているようだ。

「我々は通常ここではさらに強さを増すんだ」

バルセロナでそう語ったマルコは、次のように付け加えた。

「エキサイティングなものではなくなっていることは申し訳なく思っているよ。『Sky(スカイ)』のテレビ視聴率は劇的に下がっているからね」

■メルセデスやフェラーリがレッドブルに追い付くには「大躍進」が必要

メルセデスや、バルセロナに改良パッケージを持ち込むことになっているフェラーリが、レッドブルとの差を縮めることができるのを期待している者もいる。

だが、マルコはすぐにライバルたちがレッドブルに追い付くことはできないだろうと母国オーストリアの『Osterreich(エステルライヒ)』に次のように続けた。

「ひょっとしたら、彼らはスーパーロケットに点火するかもしれない」

「だが、もしも彼らが我々のレベルに到達したなら、それはまさに大躍進だ。そして、彼らはコンスタントにそれを続けていかなくてはならないんだ」

メルセデスやフェラーリが大きく進歩を遂げることは難しいだろうと示唆した80歳のオーストリア人は、次のように付け加えた。

「しかし、彼らがマシンを開発することができないからといって、どうか我々を責めないで欲しいね」。

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