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シャルル・ルクレール、ミスの多さを指摘される「フェラーリF1ではプレッシャーを抱えながら戦い続けるしかない」

2023年05月22日(月)19:29 pm

モナコ出身ドライバーである25歳のシャルル・ルクレールは、フェラーリでパフォーマンスを発揮しなければならないというプレッシャーを感じていることを認めている。

■ミスの多さが指摘されるルクレール

2018年にザウバー(現アルファロメオ)でF1デビューを飾り、その翌年には名門F1チームであるフェラーリのシートを確保したルクレールに関しては、現F1チャンピオンである同い年のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に匹敵するドライバーだと見ている者も多い。

しかし、この2人に差があるとすれば、それはルクレールにはミスが多いことだと指摘している者たちもいる。

かつてウィリアムズやトヨタで活躍した元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、ルクレールについて次のように語っている。

「どういうわけか、彼は毎週末ミスをするんだ」

1996年のF1チャンピオンであるデイモン・ヒルも同意見だ。

「彼はミスを犯し続けているよ。予選でさえもね」

そして、かつてマクラーレンやレッドブルで戦った経験を持つデビッド・クルサードも次のように語っている。

「シャルルは死に物狂いという感じで走っているし、時には自分の能力を超えているようにさえ見えるよ」

■プレッシャーがあるのは普通のことだとルクレール

こうした中、イタリアのマラネロにあるフェラーリ本社で行われたスポンサーイベントに出席したルクレールは、自分に視線が注がれており、プレッシャーを受けていることはよくわかっていると主張した。

イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』は、ルクレールがそのイベントで受けた質問に次のように答えたと報じている。

「僕には大きなプレッシャーがあるよ。とりわけ、このチームに入ってからはね」

「多くの情熱と責任が求められるんだ。なぜなら、ほんのちょっとしたミスでも多くの人が失望するんだからね」

「だけど、僕はずっとフェラーリでF1を走ることを夢見てきた。だから、こうした責任も理解している。僕たちはそれに備えておかなくてはならないんだ」

ルクレールはそう語ると、次のように付け加えた。

「我々のスポーツにおいては、プレッシャーは普通のことだよ。思い通りにいかない時でも戦い続けるしかないんだ」。

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