2023年5月17日(水)、インディアナポリス・モーター・スピードウェイで開催された「第107回インディアナポリス500」のプラクティス初日において、No.11 デロイト・ホンダ・チームに乗る佐藤琢磨は229.439mph(約367.102km/h)のファステストラップをマークした。
なお、チップ・ガナッシ・レーシング(CGR)が走らせる4台のマシンは、いずれもトップ7に食い込んでいる。
スコット・ディクソンは4ラップ目に229.174mph(約366.678km/h)を記録して素早くタイミングモニターのトップに浮上。その後も1日の多くを通じてポジションを守っていたが、琢磨が「ラップ・オブ・ザ・デイ」をマークしたことで2番手に終わった。
アレックス・パロウとマーカス・エリクソンも上位に食い込んでおり、それぞれ4番手と7番手に相当するタイムを記録した。
しつこく降り続く雨により月曜日のセッションは中止となったものの、ホンダ・エンジンを積むガナッシの4台は、6時間の走行枠中に合計403ラップを走破した。
ガナッシは、木曜日の12:00から18:00(時刻はアメリカ東部時間)まで行われる6時間のプラクティスにも参加し、レースに向けた準備を進めていく。
■佐藤琢磨(No.11 デロイト・ホンダ)
「本当に力強く走ることができた、いい1日でした。僕たちは多くのことを学びました。セッション終盤に、すべてをまとめあげて走りました。ガナッシのマシーンがいずれもトップに近いポジションに位置していることは、本当に嬉しいことです」。