F1アゼルバイジャンGP(バクー市街地)の土曜日、今シーズン初のスプリントが開催された。アルファタウリF1は2台が接触したことで、角田裕毅(アルファタウリ)はフロントウイングを破損し、リタイアに繋がってしまった。
●【2023F1第4戦アゼルバイジャンGP】スプリントの結果、タイム差、獲得ポイント数
■ギヨーム・デゾテウス(アルファタウリ、車両性能責任者)
「初開催のスプリント・シュートアウトは、我々にとってうまくいきませんでした。トラフィックとタイヤマネジメントが今日のキーファクターであることは分かっていましたが、残念ながらイエローフラッグとレッドフラッグによって、SQ1では十分なラップを詰めることができませんでした。セッションがどうだったか、もっと違うやり方があったのではと考えるため、詳しくレビューしていきます」
「スプリントレースについては、2台ともスタートから激しいレースを展開し、3コーナーの頂点でサイド・バイ・サイドの状態になりました。ニックはコーナー立ち上がりでユウキのフロントウイングに接触し、その結果、ユウキは13コーナーでアンダーステアしてウォールに突っ込んでしまいました。その結果、ユウキは13コーナーでアンダーステアを起こし、右リアエンドにダメージを負ってレースを終えることになった。ニックの方は、タイヤに苦しんでいた何台かのマシンをオーバーテイクすることができた」
「明日に向けて有益なデータが集まったので、今夜は戦略シミュレーションを見直し、レースに向けてベストなシナリオを考えたい」。