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フェルナンド・アロンソ「F1サウジアラビアGPで重要だったのはアストンマーティンが2番目に速いことが確かめられたこと」

2023年03月21日(火)19:13 pm

2023年のF1開幕戦バーレーンGPと、先週末に行われた第2戦サウジアラビアGPで、2レース連続となる3位表彰台を獲得したことにより、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)の自信がさらに増したようだ。

●【最終結果:2023F1第2戦サウジアラビアGP】決勝レースのタイム差、周回数

■3位表彰台を取り戻したアロンソ

レッドブルのセルジオ・ペレス(優勝)とマックス・フェルスタッペン(2位)とともにジェッダ・コーニッシュ・サーキットの表彰台に上った41歳のアロンソだが、その後FIA(F1統括団体の国際自動車連盟)により10秒ペナルティーが科され、一度は4位に降格されたことが発表されていた。

しかし、その後FIAがそのペナルティーを撤回したことで、アロンソのF1キャリア通算100回目の表彰台が確定している。

■フェラーリやメルセデスをコントロールできた

しかし、アロンソは、サウジアラビアGPでは自分が3位表彰台に上ったことよりももっと大きな意味があったと次のように語った。

「この週末における何よりも重要な目的は、バーレーンとはまったく異なるサーキットで自分たちがどれだけ競争力を発揮できるかを確認することだったんだ」

「そして、僕たちは2番目に速いマシンだった。フェラーリやメルセデスをずっとコントロールしたし、2、3周はレースをリードしさえしたんだからね」

■レース序盤はトップを快走

予選3番手だったアロンソだが、2番手タイムを刻んだシャルル・ルクレール(フェラーリ)が年間許容数を超えるエンジンコンポーネント投入により10グリッド降格となったことから、決勝はポールシッターのペレスの隣、2番グリッドからのスタートとなっていた。

そして、アロンソは、決勝スタート直後にアロンソがペレスをかわして首位に立つと、DRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)の使用が可能となるまで3周にわたってレースをリードしていた。

■5秒ペナルティーでもメルセデスとフェラーリに勝利

最終的には、ペレスや、予選でのマシントラブルで15番グリッドからのスタートとなっていた現チャンピオンのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の勢いを止めることはできなかったものの、スタート位置がずれていたことに対する5秒ペナルティーがあったにもかかわらず、アロンソはメルセデス勢やフェラーリ勢に順位を奪われることはなかった。

アストンマーティン2023年型マシン『AMR23』への自信をさらに強めたアロンソは、次のように付け加えている。

「僕にとって最も重要なことは、僕たちのクルマが2番目に速いということを認識できたことだった。それはすごくいいニュースだよ」。

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