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2番グリッドスタートのフェルナンド・アロンソ、スターティンググリッド“枠外”に停車のミス

2023年03月20日(月)5:34 am

F1サウジアラビアGPでF1通算100回目の表彰台を獲得したフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)。アストンマーティンは2戦連続の表彰台でガレージは喜びに沸いていた。

●【2023F1第2戦サウジアラビアGP】決勝レースのタイム差、周回数

しかし表彰式でシャンパンファイトを終えたあと、スチュワードはアストンマーティンが5秒ペナルティを正確に消化する前にリアジャッキがマシンに触れたと判断し、レース終了後に10秒ペナルティを科した。素晴らしい走りで手に入れたアロンソの100回目の記録と笑顔は消えさってしまった。

■最初の5秒ペナルティとは?

そもそも最初に科せられた5秒ペナルティは何だったのか? それはスターティンググリッドに着いた時の、フェルナンド・アロンソのマシンの「スタート位置が正しくない」というものだった。

スチュワードは文書でこう理由を述べている。

「スチュワードは、スタートシグナルの時点で、クルマの左フロントタイヤのコンタクトパッチ(タイヤの接地面)がスターティングボックス(グリッド枠)の外側にあったことを示すビデオ証拠を確認した」

たしかにスタート時の写真を検証しても、その証拠は残っている。大きなアドバンテージがあるようには見えないが、枠内に停車しなければならないのがルールだ。

レース中、そのことをチームから知らされたアロンソは「了解(コピー)」と淡々と応えていたことから、本人は分かっていたのかもしれない。また、レース後のインタビューでも「ミス」だったと認めている。

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