アストンマーティンは2日(木)、ランス・ストロールが今週末に開催される2023年F1シーズン開幕戦バーレーンGP(5日決勝)に出場することを正式発表した。
チームオーナーのローレンス・ストロールを父に持つカナダ出身のストロールは、先週スペインにおいて自転車でのトレーニング中に転倒して負傷し、バーレーンで行われた公式プレシーズンテストを欠場していた。
だが、テレビ局『Sky Italia(スカイ・イタリア)』は1日(水)に、24歳のストロールは手首のケガの手術に成功し「夕方にはバーレーンに到着する予定」だと報じていた。
その報道によれば、ストロールはFIA(F1統括団体の国際自動車連盟)によるメディカルチェックを受けることになるとされていた。
そして、どうやらストロールは無事にそのFIAのメディカルチェックに合格することができたようだ。
先週バーレーンで行われたプレシーズンテストには今年からアストンマーティンのリザーブドライバーを務めることになった2022年のF2チャンピオンであるフェリペ・ドルゴビッチが代わりに出場していた。
3日(金)に行われるフリー走行で初めて2023年型マシンのステアリングを握ることになるストロールだが、まだ万全の状態で臨むことができるとは考えづらく、ストロールの状況によってはドルゴビッチが代役としてF1デビューする可能性もゼロとは言えないかもしれない。