2023年F1プレシーズンテスト初日が2月23日から始まった。今年のプレシーズンテストは3日間しかないため、トラブルフリーでプログラムをこなす必要がある。
自転車でトレーニング中の軽度な事故に遭ったレギュラードライバーのランス・ストロールの代役として、初日午前中の走行を担当したフェリペ・ドルゴビッチ(アストンマーティン)は、40周を走行して総合14番手だった。
午後は予定通りフェルナンド・アロンソにシートを譲っており、アロンソは総合2番手タイムを叩き出した。まだテストでタイムは関係ないとはいえ、チームの士気を上げるのには役立ったはずだ。
■フェリペ・ドルゴビッチ
40周
1:34.564 14番手
「今日はAMR23を初めてドライブしてとても楽しかった。最初は慣れるために何周か走ったけれど、すぐにスピードに乗れるようになったし、いつの間にかいいリズムを取り戻した感じだった」
「電子制御の小さな問題はあったものの、走行プランを完了させ、チームにとって貴重なデータを収集することができた。多くの空力テストを行ったけど、これは僕らのクルマにとって信じられないくらい重要なことなんだ」
「最後に、ランス(ストロール)の早い回復を祈るとともに、このような機会を与えてくれたチームに感謝したい」。