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2023年は角田裕毅の同僚になるニック・デ・フリース、「現実的」なF1の夢はあきらめていたと認める。フェルスタッペンは同郷の友を「イタリアGPで助けた」と明かす

2022年12月01日(木)11:49 am

2023年にスクーデリア・アルファタウリのシートを掴んだニック・デ・フリースは、F1の夢は終わったと思っていたことを認めた。

2023年にレッドブルのジュニアF1チームであるアルファタウリでルーキーとしてフル参戦することになるとはいえ、オランダ出身のニック・デ・フリースはすでに27歳だ。

今年はメルセデスのリザーブドライバーを務めたデ・フリースは、オランダの番組『Renze op Zaterdag』に、「今になって、本当にそうなるんだと実感している」と語った。

「正直なところ、僕はもうF1を現実的なチャンスだとは思っていなかったんだ」と彼は認めた。

「でも、僕は来たチャンスをつかみ続けてきたんだ」

「この2年間はレース会場に足を運んだが、本当に何の意味もなかった。そんな調子で、土曜日はVIPラウンジでコーヒーを飲んでいたんだよ」

しかし、2022年、ウィリアムズのアレックス・アルボンが虫垂炎になったとき、突然、大きなチャンスが訪れた。デ・フリースは、デビュー戦となったイタリアGPでセンセーショナルなデビューを飾り9位に入賞して初ポイントを獲得したのだ。

これがレッドブルのヘルムート・マルコ博士の興味を引き、2023年にはレッドブルの2チームから2人のオランダ人ドライバーがグリッドに並ぶことになった。

「モンツァの翌週の月曜日、マックスが僕に『ジョウ(・グァンユ/アルファロメオ)が後ろにいるようにちょっと助けてたんだよ」と言われたんだ。僕たちは一緒にこのスポーツで育ってきたし、幼い頃からお互いをよく知っているんだ」

「性格の面では、かなり違いがあると思う。でもマックスは今このスポーツを支配していて、それを見られるのは素晴らしいことなんだ。そんな彼の姿はとても印象的だよ」。

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