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アロンソ「アブダビでのF1ポストシーズンテストには緑色のマシンで走りたい」

2022年11月14日(月)20:00 pm

フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)は、今週末に2022年F1最終戦が行われるアブダビに向かうにあたり、ある色を頭に思い描いているという。そして、それは“グリーン”だ。

もちろん、20日(日)に決勝が行われるアブダビGPでアロンソが乗るのはブルーが基調となるアルピーヌのマシンであることに変わりはない。

■アストンマーティンF1マシンをテストするのが目標だとアロンソ

だが、2005年と2006年のF1チャンピオンである41歳のアロンソは、トラブル続きのシーズンとなった今年限りでアルピーヌと決別できることを楽しみにさえしているようだ。

インテルラゴス・サーキットで行われた先週末のサンパウロGPでは、土曜日に行われたスプリントでチームメートのエステバン・オコンとコース上で衝突して冷静さを失ってしまったスペイン出身のアロンソだが、17番グリッドからスタートした日曜の決勝では見事に5位にまでばん回を見せている。

そのアロンソは、チームメートとして2年一緒にやってきた26歳のオコンのことに言及しながら、次のように語った。

「僕は来年はほかのチームに移籍するし、彼は別のチームメートを持つことになるから、すべてが違ってくるだろう」

「僕はアブダビに行って、緑色のマシンをテストしたいと思っている。それが僕の今の目標なんだ」

アブダビGPの翌週にヤス・マリーナ・サーキットで行われるポストシーズンテストでアストンマーティンのF1マシンの感触をつかんでおきたいと示唆したアロンソは、次のように付け加えた。

「ついに、最後のレースだよ」

■アルピーヌではアロンソの代わりにガスリーをテストに起用か

今年末までアロンソとの契約を結んでいるアルピーヌが、アブダビGP後にアロンソにアストンマーティンのテスト参加を認めるかどうかはまだ明らかとはなっていない。

しかし、アルピーヌは今季リザーブドライバーを務めていたオスカー・ピアストリにマクラーレンのテスト参加を認めることで合意している。

さらに、レッドブルもアルファタウリで最後のレースを迎えるピエール・ガスリーがポストシーズンテストでアルピーヌのテストに参加することを認めたとも伝えられている。

そうなれば、アルピーヌとしてもアストンマーティンへの移籍が決まっているアロンソにテストをさせるよりも、来季に向けてガスリーに自分たちのマシンに親しむ機会を持つ方が得策となるだろう。

こうしたことから見れば、ポストシーズンテストでアロンソがグリーンのアストンマーティンF1マシンのステアリングを握る姿が見られるのはほぼ間違いないだろう。

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