2022年F1第20戦メキシコ・シティGP(アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス)の決勝レース(71周)を終えて、ダニエル・リカルド(マクラーレン)が次のように振り返った。リカルドは角田裕毅(アルファタウリ)と接触ことで、角田はリタイアに終わっている。
●【2022F1第20戦メキシコシティGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
■ペナルティは十分すぎる
ダニエル・リカルド(マクラーレン)
決勝レース:7位
「ジェットコースターのようなレースだった。最終的には満足しているよ。接触は絶対に避けたいし、ペナルティも受けたくないという点で、もっとスムーズなレースができればよかったんだけどね。だから、それ以外はいい一日だっただけに、ちょっと雲行きが怪しくなったけど、それでも結局、僕らの結果は変わらなかった。ペナルティは十分すぎるほどだったと思う」
■ほぼ僕の責任だけど、角田が少し空けてたら2台で通れたのに
「リプレイを見たけど、やはり責任の大部分は僕にある。でも僕が横から入ってきてロックアップしたわけではなく、ただそこにいただけなんだ。彼がエイペックスを少し外すだけで、二人であのコーナーを抜けることができたんだ」
「でも、このことで自分を責める必要はないと思う。トム(・スタラード)が無線で10秒加算のペナルティを告げてきた時はかなり落ち込んだけど、ペースは良かったしチャンスもあった」
「ランド(ノリス)を抜いたことで、僕はアタックを続けることができた。そして目の前にアルピーヌが見えたとき、『よし、ここで勝負だ』と思ったんだ。ジョージ(ラッセル)を後ろにおいて、ブルーフラッグまでの数秒を失わないようにすれば本当にチャンスがあると思ってた」
■最速ピットストップ!
「でもその後、彼がファステストラップを出したので、僕は少し余裕を持つことができた。全体としてはとても満足だ。特に1.98秒という今シーズン最速のピットストップを実現したピットクルーに大きな拍手を送るよ!」。