F1第20戦メキシコGPを前に、角田裕毅(アルファタウリ)が次のように抱負を語った。
●【2022F1第20戦メキシコGP】タイムスケジュール・結果
今週末はハロウィンということもあり、F1メキシコGPアンバサダーとなっている謎のメキシコ人ドライバー、マリオ・アチが二人も登場した。しかし角田は「あ、ピエールだ、匂いがする!」と、もう一人の正体は仲良しのガスリーだとヘルメットを脱ぐ前に気がついた。
"ah, this is Pierre, i can smell it!"
nothing gets past @yukitsunoda07's nose! pic.twitter.com/9YjBDAiP3Y
— Scuderia AlphaTauri (@AlphaTauriF1) October 27, 2022
■前戦F1アメリカGPは競争力があった
「ハースとのチャンピオンシップ争いには関係ないとはいえ、特にグリッド・ペナルティで19番グリッドからスタートしたオースティンで9位(※)を獲得できたのは、うれしい驚きでした」
「体力的にはかなり厳しいレースでしたが、マシンの中では楽しくて、何度かいいオーバーテイクもありました。先週末は、3日間のうち予選が弱点だったとはいえ、中盤はかなり競争力があるように見えました」
※アロンソの7位復活により10位に戻る予定。
■メキシコで好きなセクター2はカートみたい!
「メキシコのトラックは、メキシコシティの標高が高いこともあって、かなり変わった走り方をしていると思います。空気が薄いので(マシンの)ダウンフォースは最大にして走るのですが、それでもダウンフォースが少ないように感じられます」
「昨年初めて走った時は、ちょっと不思議な感じがしましたが、同時にすぐに適応することができ、特に1周のフライングには満足したのを覚えています。メキシコは楽しかったですし、特にスローでトリッキーなセクター2が好きで、車がスライドするのが楽しくて、カートを思い出しました!」
「ブレーキングゾーンにうまく対応することがとても重要です。FP1ではリアム(ローソン、ルーキー枠で走行)が僕のマシンに乗るので、2回目のセッションはブレーキングで自信をつけるためにとても重要なものになります」
「昨年は予選でトップ10に入ったものの、エンジン交換のために最後尾からのスタートとなり、さらに1周目に接触してレースが終わってしまい、残念な結果となってしまいました」
「残り3戦でより多くのポイントを獲得することを目標に、クリーンな週末を過ごしたいです」。