どんどん過密化するF1スケジュールを巡って、F1や統括団体であるFIAとF1チームとの間に緊張が高まっていると伝えられている。
F1は先日2023年の暫定カレンダーを発表したが、そこにはF1史上最多となる年間24戦が組み込まれている。
だが、イギリスの『The Guardian(ガーディアン)』紙が報じたところによれば、そのカレンダーが発表されたとき、F1チームの首脳たちは「怒りと不満」を抱いたという。
伝えられるところによれば、10月から11月にかけて第20戦アメリカGP、第21戦メキシコGP、第22戦ブラジルGPが3週連続開催となっているが、これはF1チームたちの承認なしに決まってしまったのだという。
2023年のF1カレンダーは2週連続開催が7回、そして3週連続開催が2回組み込まれた非常にタイトなスケジュールとなっている。とりわけ、北アメリカ大陸から南アメリカ大陸へと短期間のうちに移動するスケジュールはチームにとっては非常に過酷なものとなるだろう。
あるチーム関係者は、これは「受け入れられない」と語ったという。