角田裕毅(アルファタウリ)がF1第16戦イタリアGPで10グリッド降格ペナルティを科せられることが決まった。
●【2022F1第16戦イタリアGP】フリー走行1回目のタイム差、周回数
前戦オランダGPの決勝レース中に、シートベルトを緩めて走行したことが「安全でない状態でトラックを走行した」として、戒告処分(ドライビング以外)を受けていた。
しかし、F1スポーティングレギュレーションでは、シーズン中に5回の戒告処分を受け、内4回がドライビング違反の場合、当該レースまたは次戦で10グリッド降格ペナルティが科せられることが決まっている。
■角田裕毅、シーズン5回目の戒告処分
角田は、バーレーンGP、オーストラリアGPで2回、モナコGPまでに4回のドライビング違反、先週のオランダGPではドライビング以外の戒告処分を科せられており、このイタリアGPで10グリッド降格ペナルティが決まった。
角田裕毅はフリー走行1回目で8番手と仕上がりが良さそうなだけに、残念なペナルティとなった。しかし、アルファタウリF1のホームグランプリでもあるモンツァは抜きやすいサーキットで、他にも多くのドライバーがグリッド降格ペナルティを受けるのが救いかもしれない。