伝えられるところによれば、フェラーリのカルロス・サインツは今週末にモンツァ・サーキットで行われる2022年F1第16戦イタリアGP(11日決勝)でグリッド降格ペナルティを受けることになるようだ。
サインツのチームメートであり、現在ドライバーズランキング2番手につけているシャルル・ルクレールはすでに第14戦ベルギーGPで今季5基目となるエンジンコンポーネントを投入したことでグリッドペナルティを受けていた。
そして、サインツの場合はフェラーリのホームレースとなるイタリアで、グリッド降格ペナルティを受けなくてはならないことになりそうだ。
■グリッドペナルティを受けるがポジティブな面もあるとサインツ
「すぐにエンジンを交換する必要があり、そこでグリッドペナルティを受けることになるよ」
今月1日(木)に28歳になったばかりのサインツはそう語ると次のように付け加えた。
「これまでよりも軽いパワーユニットになるからそれが助けてくれるはずだよ。僕たちはまだ少し重すぎるからね」
■グリッド最後尾スタートは避けたいとチーム代表
だが、フェラーリのチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、モンツァでサインツに投入するエンジンコンポーネントをどうするかはまだ考慮中だと示唆し、次のように語った。
「遅かれ早かれ、ペナルティを受けなくてはならないが、我々としてはグリッド後方からスタートするよりも5グリッドか10グリッドの降格にとどめられることを期待している」。