先週末に行われたF1第15戦オランダGPで、フェラーリF1はタイヤを準備し忘れていたり、タイヤガンを放置していてセルジオ・ペレス(レッドブル)が踏みつけることになったりと、またもピット作業ミスを起こした。
このことを受けて、2016年のF1チャンピオンである元メルセデスドライバーのニコ・ロズベルグは、フェラーリはチームの人事にも手をつけるべきだと主張した。
「F2チーム、あるいはF3チームでさえ、フェラーリよりもいい仕事をしているよ」
■フェラーリF1代表は反論「我々は人を変えるつもりはない」
だが、フェラーリF1のマッティア・ビノット代表は、ロズベルグのコメントに対して次のような反応を示している。
「我々は人を変えるつもりはない。それがロズベルグに対する私の答えだ」
「我々にはすでに素晴らしい人材が揃っているし、スポーツにおいてより重要なのが安定性であることは証明されている。そして、我々は1日ごと、1レースごとに確実に向上しているよ」。
このビノットの判断が正しいのかどうかは、レース結果として表れてくるだろう。