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【アルファロメオF1】2023年のバルテリ・ボッタスのチームメートは周冠宇?それとも18歳のF2ドライバー?

2022年08月12日(金)18:52 pm

2023年にアルファロメオでバルテリ・ボッタスのチームメートを務めることになるのは2人のドライバーに絞られたようだ。

現在アルファロメオというチーム名でエントリーしているザウバーF1チームの代表を務めるフレデリック・バスールは、ザウバーのジュニアドライバーであり、今年のF2選手権で現在ランキング2番手につけている18歳のフランス人ドライバーのテオ・プルシェールを非常に高く評価しており、できるだけ早くF1にデビューさせたいと考えている。

実際のところ、バスールは、2022年シーズン後半にはプルシェールをF1の金曜フリー走行やタイヤテストに起用することになるだろうと示唆している。

だが、アルファロメオで今年F1デビューを飾った中国人ドライバーの周冠宇(ジョウ・グァンユ)もここまで非常にいいパフォーマンスを示しており、プルシェールにF1デビューのチャンスを与えるのか、それとも周との契約を延長するのか、チームとしてもまだ判断に迷っているようだ。

■すでに自分が速いことは証明できたと思うと周冠宇

23歳となる上海出身の周は、オランダの『Formule 1(フォーミュレ1)』誌に次のように語った。

「僕はまだどのチームとも話をしていないよ」

「僕は自分が速いドライバーであることはすでに証明できたと思うし、今後はコンスタントにパフォーマンスを発揮できることを示さなくてはならないよ」

■まだ自分の将来のことはわからないとプルシェール

一方、プルシェールにとってF2で戦うのは2022年が最後となる。それだけに、2023年には何らかの形でF1に昇格する足がかりをつくりたいと考えているのは間違いないはずだ。

「今年は僕にとってF2での最後のシーズンになる。それは確かだよ」

母国フランスのウェブサイトである『franceracing.fr』にそう語ったプルシェールは次のように続けた。

「もしF1に行かないとしたら、僕が何をすることになるのかはわからない。僕のチームと一緒にそのことについて考えたことはないんだ」

「今はF1について考えようとは思わないよ。まだ僕にとっては夢だからね」

「今のところ、フリー走行で起用されるかどうかもわからない。だけど、それはいいことだよ。今シーズンに集中し続けることができるからね」

2023年に向けて「いくつかの選択肢」があることを期待していると語ったプルシェールは次のように付け加えている。

「あとのことは、なんとかなるものさ」。

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