F1第13戦ハンガリーGP(ハンガロリンク)決勝レースが行われ、メルセデスF1は2戦連続のダブル表彰台を獲得し、チャンピオンチームの速さが戻ってきた。トト・ヴォルフ代表はレースを次のように振り返った。
●【2022F1第13戦ハンガリーGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
■2戦連続のダブル表彰台は素晴らしいが優勝を目指して戦いたい
メルセデスF1:トト・ヴォルフ代表
決勝レース:2位、3位
「ジョージ(ラッセル)は予選でポールを獲得し、レースでも堅実な走りを見せてくれた。彼はタイヤを駆使して戦ったが、第2スティントでタイヤを使い果たしてしまった」
「ルイス(ハミルトン)の今日の戦いは信じられないほどだった。ブダペストは彼にとってサクセスストーリーであり続けている。彼はどこからともなく現れ、他の誰よりも速かった」
「昨日はDRSの故障で彼のレースを失ってしまったと思う。そうでなければ、今日は優勝を目指して上位で戦うことができたはずだ」
「2戦連続で2位と3位というのは素晴らしいことだが、我々は優勝を目指して戦いたいんだ。金曜日は本当にひどかったから、この結果には納得できる。とても悔しいし、自分を奮い立たせてモチベーションを維持するのは簡単なことではないので、これは学習のプロセスなんだ」
「今日のペースは良かったが、レースウイークエンドを振り返りながら謙虚でいることが必要だ。そうすれば、より多くの学びを得ることができるだろう。そしてシーズン終盤には本当の優勝争いができるような状況に持っていけるよう、試行錯誤していきたい」。
次戦は高速サーキット、F1第14戦ベルギーGP(8月26ー28日)からF1グランプリは後半戦を迎える。