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角田裕毅、ルクレール・・・F1全22戦中9戦目でグリッド降格ペナルティ続々

2022年06月18日(土)10:44 am

今シーズンは全22戦で競われるF1だが、第9戦カナダGPで、パワーユニットの規定数違反によりグリッドペナルティが続々と発表されている。

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■角田裕毅、最後尾スタート

角田裕毅(アルファタウリ)が新しいエンジン部品に交換したため、グリッドペナルティを受け、カナダGPでのポイント獲得はかなり難しい状況になった。

角田は、ICE(エンジン)、TC(ターボチャージャー)、MGU-K、MGU-H、CE(制御電子回路)、ES(エネルギー貯蔵装置)、さらに今シーズン5つ目のエキゾーストを搭載する。

この内、ICE、TC、MGU-H、MGU-Kはそれぞれ今季4基目となり、年間使用規定数を超えたため、日曜日の決勝レースは最後尾グリッドからのスタートとなる。

角田は前回のアゼルバイジャンGPでは今シーズン最高の6位以内に入賞できそうだったものの、DRSの問題でピットストップを強いられ、最終的にポイント圏外に落ちてしまっていて、厳しい戦いになりそうだ。

■ルクレール、10グリッド降格

今期2勝をしてタイトル争いをしているシャルル・ルクレール(フェラーリ)だが、前戦F1アゼルバイジャンGPで白煙を吹いたパワーユニットが「修復不可能」であることが分かった。フェラーリは「パッケージ強化」のための対策に取り組んでおり、「状況はコントロール下にある」としている。

そのルクレールには、F1カナダGPで今シーズン3基目のCEを投入したことが発表された。CEの年間使用数は2基までと規定されているため、10グリッド降格ペナルティを受けることが決定した。

その他、ペナルティは科せられていないものの、ケビン・マグヌッセン(ハース)やエステバン・オコン(アルピーヌ)がパワーユニットの各種エレメントを交換している。

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