スクーデリア・フェラーリは、カルロス・サインツとの契約を2024年末まで延長したことを発表した。
サインツは昨年、フェラーリで素晴らしいデビューシーズンを過ごし、4回の表彰台、2レースを除くすべてのレースでポイントを獲得、そしてチームメイトのシャルル・ルクレールより2つ上のランキング5位という自己ベストを記録した。
サインツはこれまでトロロッソ、ルノー、マクラーレンで活躍してきた。そして先月、フェラーリとの契約締結は「もうすぐだよ」と語っていたが、フェラーリの今季初ホームレースとなるイモラで合意に至った。
■サインツ「F1初優勝を目指せる」
「スクーデリア・フェラーリとの契約を更新できてとてもうれしいよ。僕は常々、レースをする上でこれ以上のF1チームはないと言ってきたし、彼らと1年以上過ごしてきて、このレーシングスーツを着て、このチームを代表することは、他に類を見ないことだと確信したよ」
「マラネロでの最初のシーズンは、堅実で建設的なもので、グループ全体が一緒に進歩してきた。その成果は、これまでのシーズンで明らかになった」
「僕に対する信頼を改めて示してくれたことで気持ちが強くなった。フェラーリのためにベストを尽くし、ファンの皆さんに喜んでいただけるよう、今からマシンに乗り込むのが待ちきれないよ」
「F1-75はフロントランナーであることが証明されており、F1初優勝を始めとする僕の目標をコース上で追いかけることができる」
フェラーリは、少なくとも2024年末までルクレールとサインツのコンビが確定した。
サインツはこれまで143戦に出場、今年は開幕から2戦連続で2位と3位を獲得、しかし前回のF1オーストラリアGPでは早々にリタイアを喫していたが、現在ドライバーズランキングでは33ポイントで3位につけている。