アルピーヌF1チームは、現役F2チャンピオンであるオスカー・ピアストリを2023年のレースシートに座らせることに「プレッシャーを感じていない」という。
■アロンソ、“どこかで”レース続行を希望
メルボルンでは、40歳になるフェルナンド・アロンソが現在の契約終了後、来年もレースを続けたいと表明した。
「あと2年か3年はね」とアロンソは語った。
「もしアルピーヌとなら良いだろうね。もし他のチームであれば、それもいいね」
「おそらく夏には話し合いを始めるだろうから、その時になってみないとね」
■ピアストリのマネジャー、マーク・ウェバー「アルピーヌ次第」
チームメイトのエステバン・オコンは2024年までの契約があり、アロンソの続投意思は21歳のアルピーヌ・リザーブドライバーであるピアストリにとっては関係ないだろう。
「アルピーヌの手の中にあるんだ」とオーストラリア人のピアストリは言う。
「でも、僕たちはお互いに、リザーブドライバーとして脇で見ているのは1年だけとはっきり言っているんだ」
ピアストリのマネジャーであるマーク・ウェバーは、ルノー傘下のアルピーヌは「彼が去るのを見たくない」と主張した。
「今は、彼をF1に参戦させることができるかどうかは、彼ら次第なんだ」
■アルピーヌF1代表「プレッシャーはない」
アロンソかピアストリかというジレンマについて尋ねられたチーム代表のオットマー・サフナウアーは、2度のワールドチャンピオンがレース継続を望んでいることは「素晴らしいこと」だと答えた。
この状況にプレッシャーがあるかどうかについては、「いや、4月の時点でここに座っている限りはない」と主張した。
「プレッシャーとシリー・シーズン(移籍関連の話題)は、7月にやってくると思う」
■アロンソ、重要なのは若さではない
一方、アロンソはピアストリについて「彼がすぐにシートを見つけられるといいんだけどね」と話している。
また、アロンソは40歳を迎えた今、移籍する絶好の機会ではないかという意見も否定した。
「もし僕が25歳だったら、このような話はなかったと思うよ」とアロンソは語った。
「人々は若い才能のために道を見つけようとするが、これはパフォーマンスのことだと思う」