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ルクレールとフェラーリ「ポール、優勝、ファステスト、ワンツーの最高の形」バトルも楽しみジョークを言う余裕も

2022年03月21日(月)5:24 am

2022年3月20日(日)、F1開幕戦バーレーンGP決勝レース(57周)が行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がポール・トゥ・ウィン、2位はカルロス・サインツ(フェラーリ)で、フェラーリが3年ぶりに優勝とワン・ツー・フィニッシュを飾った。F1の象徴的なチームでもある跳ね馬の完全復活だ。

●【2022F1第1戦バーレーンGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数

ルクレールは、2019年のバーレーンGPでポールポジションからスタートしたものの優勝を逃しており、これが45戦ぶりの勝利となった。また、チームメイトのカルロス・サインツも2位に入賞し、フェラーリをワンツーフィニッシュに導いた。

レッドブルのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスはリタイアした。

■全ての努力が報われた

レース後、ルクレールは「全ての努力が報われた」と喜びを次のように語った。

「昨日(ポールポジション獲得)の時点ですでに素晴らしい気分だったけど、今日はフィニッシュまでやり遂げなければならなかったんだけど、ワン・ツーを達成することができてシーズンの完ぺきなスタートができた」

「この2年間は、チームにとっても、僕自身にとっても、そして昨年はカルロスにとっても、とても難しいものだったから信じられないほどハッピーだよ。僕たちはとても一生懸命努力しなければならなかった・・・この2年間の全ての努力が報われたことを証明することができ、とてもうれしく思っているよ」

「ポールポジション、優勝、ファステストラップ、そしてカルロスとのワン・ツーと、これ以上ない最高の形でスタートすることができた」

■フェルスタッペンとのバトルは楽しかった

レースをリードするルクレールに、追う展開となった王者フェルスタッペンは16周目から19周目にかけて3度ルクレールを抜いた。ターン1ではフェラーリを抜き、ターン4の立ち上がりでルクレールにトップを奪われ、抜きつ抜かれつの激しくもクリーンなバトルを展開した。これについてルクレールは、2022年の新型マシンで王者とのバトルは楽しかったと語っている。

「トリッキーだったけど良かったよ。限界ぎりぎりのハードなレースだった。でも常にお互いにスペースを空けていたのは良かったし、彼を追っていくターン2への進入も、去年と違って予測しやすかったから良かったよ」

「ターン4でDRSを使うために、ターン1ではいつもかなり早めにブレーキングしていたけど3回続けてうまくいった。だから自分のリードをキープできたんだ。そしてエネルギー(ERS)にも苦労していたので、それも管理しなければならず、いつも非常に厄介だった」

■最終ラップはジョークを言う余裕も

「最終ラップに無線で『エンジンに異変がある』とちょっとふざけたことを言って、エンジニアの何人かは心臓発作を起こしたみたいだけど・・・すべて順調だったよ。だから、今回は(優勝トロフィーとポイントを)家に持ち帰ることができてとてもうれしいよ」

●【F1世界選手権ポイントランキング表】フェラーリ完勝で大量ポイントリード!レッドブルF1は0点

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