アストンマーティンは17日(木)、所属するセバスチャン・ベッテルが新型コロナウイルス検査で陽性を示したことから、今週末に行われる2022年F1開幕戦バーレーンGP(20日決勝)を欠場すると発表した。
ベッテルの代役は、アストンマーティンのリザーブドライバーであるニコ・ヒュルケンベルグが務めることになる。
ベッテルの状態についての詳細な情報はまだ伝えられていないが、開幕戦の直前に感染が確認されたということは、来週末に予定されている第2戦サウジアラビアGP(27日決勝)も欠場となる可能性が高いと考えておいたほうがよいかもしれない。
ベッテルと同じドイツ出身である34歳のヒュルケンベルグは、2020年にも当時レーシングポイントと呼ばれていたチームでやはり新型コロナウイルスに感染したランス・ストロールとセルジオ・ペレス(現レッドブル)の代役として3レースに出走した経験を持っている。
ヒュルケンベルグが、2020年のF1第11戦ドイツGP以来となるレースでどのような走りを見せるのかにも注目が集まりそうだ。