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角田裕毅には“ワイルド”であり続けて欲しいとアルファタウリのボス

2022年03月17日(木)17:37 pm

アルファタウリのチーム代表を務めるフランツ・トストが、今年2年目のF1シーズンを迎える角田裕毅が今後も“野性味”をキープして欲しいと考えていることを認めた。

昨年、レッドブルのセカンドチームからF1デビューを飾った角田だったが、無用のクラッシュを演じることも多く、チームメートのピエール・ガスリーとの差は大きく開いてしまっていた。

しかし、トストは、2022年シーズンに向けたテストでは21歳の角田がかなりいいスタートを切ることができたとドイツのテレビ局『RTL』に次のように語った。

「彼はコンスタントにいいラップタイムを刻んでいたし、スピンすることもなく、すべてをうまくコントロールしていた」

「今年の彼にはかなり期待できるよ」

トストは、今年角田に望むことは、ひとたびレースが始まれば、「ワイルドな日本人」としての切れ味を失わないで欲しいということだと語り、次のように続けた。

「彼がまたガードレールにマシンをぶつけても、私にとっては問題ではないよ。もし彼が速ければね」

「私は彼を飼い慣らそうとなどは全く思っていないよ」

一方、トストは、角田と同じ2021年にF1デビューを飾ったミック・シューマッハ(ハース)のことも高く評価している。

「彼は本当に大きな才能の持ち主だよ。ミックには素晴らしい未来がある」

「彼はどうすればレースで勝つことができ、タイトルをとることができるかを知っているよ。彼は非常に知的なドライバーだ」

ハースで2年目のF1シーズンを迎えるフェラーリ所属ドライバーのシューマッハについてそう語ったトストは、次のように付け加えた。

「それがF1で成功するための助けになるだろう」

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