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【F1テストDay1午前】最速はフェラーリ!2年目の角田裕毅は5番手、王者フェルスタッペンは最多周回数

2022年02月23日(水)21:26 pm

2022年2月23日(水)、スペインのバルセロナ・カタルーニャ・サーキットで3日間のプレシーズンテストが始まり、現地時間午前9時から始まった4時間のセッションが終了し、ランチタイムに入った。

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■初日午前中は動作確認がメイン

大きくレギュレーションが変更となった今シーズン、まず関係者が一番気になるのは「新車はトラブルなくちゃんと走れるのか?」ということだが、午前中のセッションではアルファロメオを除き大きなトラブルもなく各チームとも周回数を重ねた。

最初は動作確認がメインとなり、空力チェックをするなど確認作業を繰り返し、徐々にペースアップしていくことになる。よって、タイムを気にする段階ではないが、それでも指標を知りたいところだろう。

■初日午前中の最速はフェラーリ!

注目が集まった初日午前中のセッションを最も速く走ったのは、フェラーリの新車F1-75を走らせたシャルル・ルクレールで、1:20.165という最速タイムだ。周回数は80周、走行距離は374kmだった。

参考までに、バルセロナのレース中のラップレコードは、2021年にホンダPUを搭載したレッドブルでマックス・フェルスタッペンが記録した1:18.149となっている。予選でポールポジションを獲得したルイス・ハミルトン(メルセデス)は1:16.741というタイムだった。F1スペインGPのレース周回数は58周なので、すでに1レース分以上を走ったことになる。

セッション終了13分前にコンマ3秒差の2番手に浮上したのはランド・ノリス(マクラーレン)だった。3番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)、4番手はセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)だった。

5番手は2年目のF1参戦となる角田裕毅(アルファタウリ)、F1王者マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は80周と最多周回数を記録して6番手につけた。レッドブルのRB18は、2月初旬の発表会バージョンとは大きく異なるフォルムで登場し、注目を集めた。

7番手はフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、8番手はニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)でトップから3秒遅れだった。

アルファロメオC42は、リザーブドライバーのロバート・クビサがインストレーションラップを行い、後半フライングして10位でフィニッシュしました。

9位は午前のセッション終了間際でタイムアップしたニキータ・マゼピン(ハース)、最下位の10位には、カモフラージュ柄のアルファロメオC42でリザーブドライバーのロバート・クビサ(アルファロメオ)がインスタレーションラップを行った。

■午後は一部ドライバー変更

午前中トップだったフェラーリはルクレールからカルロス・サインツに交代し、メルセデスはラッセルから交代するルイス・ハミルトンがW13のステアリングを握る予定だ。

アストンマーティンはランス・ストロール、ウィリアムズは1年ぶりにF1へ復帰するアレックス・アルボン、アルファロメオにはメルセデスから移籍してきたバルテリ・ボッタス、ハースにはミック・シューマッハが乗り込む予定だ。

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