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フェラーリとは契約延長に関してすでに「話し合いを行っている」とカルロス・サインツ

2022年02月19日(土)11:15 am

カルロス・サインツが、すでにフェラーリとの間で2023年以降の契約延長に関する話し合いが行われていることを認めた。

このニュースは17日(木)に、フェラーリが2022年型マシン『F1-75』を発表した際に明らかにされたものだ。

『F1-75』発表イベントにおいて、フェラーリ関係者は、今年から導入されるこれまでとは大きく異なる技術レギュレーションに基づいて設計された2022年型マシンのことを「過激」、「極端」、「革新的」といった言葉を用いて説明している。

イタリア出身のレーシングドライバーであり、2012年のGP2チャンピオンであるダビデ・バルセッキは、その『F1-75』について『Sky Italia(スカイ・イタリア)』に次のように語っている。

「美的観点からすると、これまで見てきたマシンの中では最高だね」

「その背後に多くの作業があったのは明らかだし、その努力がサーキットでの結果で報われることを期待しているよ」

今年フェラーリでの4年目のシーズンを迎えるシャルル・ルクレールは、2022年の新しいレギュレーションによってマシンの設計がかなり制約を受けるのにもかかわらず、これまでに発表された各チームのマシンがかなり異なっていることに驚いたようだ。

「もっと違いは少ないだろうと思っていたけれど、ほかのマシンを見ていると、どのチームもそれぞれのコンセプトに従っていることがわかる」

「それはつまり、今シーズンは間違いなく面白くなるし、サプライズが生まれる可能性もあるってことだよ。もうすぐわかると思うよ」

これからメルセデスやレッドブルに追いつくことを目指しているフェラーリだが、それに向けてポジティブな点としてあげられるのはチーム内に大きな変化がなく、安定していることだろう。

さらに、ドライバーに関しても2023年以降もサインツとルクレールのコンビが継続される可能性が高くなっている。ルクレールはすでに2024年までの契約を手にしているが、現在の契約が今年で切れるサインツに関しても2023年以降に向けて新たな契約が結ばれるのは間違いないと考えられている。

契約延長の件について尋ねられたスペイン出身のサインツは、微笑みを浮かべながら次のように答えた。

「発表することは何もないということを発表するしかないね」

「今は話し合いをしているところさ」

「フェラーリも僕自身も今の状況に満足しているし、今後も一緒にやっていきたいと思っているのはかなりはっきりしているよ」

そう語った27歳のサインツは次のように付け加えた。

「僕たちは自分たちの目標を設定しているけれど、現時点ではまだ何も決まっていないよ」

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