現地時間2022年2月10日(日本時間10日23時)、アストンマーティンF1チームが、新時代のF1レギュレーションに合致させた新車『AMR22』を発表した。
■アストンマーティン本社工場で発表
新車AMR22は、ドライバーであるランス・ストロールとセバスチャン・ベッテルとともに、アストンマーティン・ラゴンダのグローバル本社(イギリス・ゲイドン)にある工場の生産ラインで公開された。
また、エグゼクティブ・チェアマンのローレンス・ストロール、チーフ・テクニカル・オフィサーのアンドリュー・グリーン、パフォーマンス・ディレクターのトム・マッカラも出席した。
AMR22は、より競争力のあるレースを実現するために、新しい技術規則で規定された抜本的な空力設計の哲学を備えているという。
カラーリングは、従来のグリーンのカラーリングにライム色のディテールを加え、よりアグレッシブなものとなっている。
■スポンサー
タイトルパートナーである『コグニザント(Cognizant)』のブランドロゴがサイドポッド、シャシートップ、フロントウイング、リアウィングにあしらわれている。
また、『アラムコ(Aramco)』のロゴはエンジンカウルやフロントウイングにあしらわれ、戦略的な長期パートナーシップの始まりを表している。
また、『Peroni Nastro Azzurro 0.0%』、『Crypto.com、SentinelOne、JCB』のロゴがAMR22の随所にあしらわれている。
■初見:マシンの特徴
フロントウイングは4枚のエレメントで構成されており、昨日発表したレッドブルとは違う考え方で設計されているのがわかる。当然、フロントからの空気の流れも変わるはずで、サイドポッド入口の形状は真四角のようにも見える。
サイドポンツーンの上部全体に複数のスリットが入っているのも特徴的で、熱を逃がそうとしているのがわかる。