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メルセデスのボスがレッドブルのウエアを着てもかまわないとヘルムート・マルコ

2021年10月07日(木)5:15 am

レッドブル首脳のヘルムート・マルコが、ライバルチームであるメルセデスのチーム代表を務めるトト・ヴォルフが今週末にイスタンブールで開催されるF1トルコGP(10日決勝)にレッドブルのロゴが入ったウエアを着てもかまわないとジョークを語った。

最近、レッドブルのロゴが入ったレーシングウエアを身につけた若い頃のヴォルフの写真がネット上にアップされているようだ。オーストリア出身のヴォルフは今でこそメルセデスのモータースポーツを代表する人物だが、若い頃はレーシングドライバーとして活躍しており、1994年のニュルブルクリンク24時間レースでは優勝も果たしている。

マルコはその写真に関して笑いながら「最近の写真ではないことを願うよ」と語ると、次のように付け加えた。

「だが真面目な話、どういう経緯でこれが出てきたのかは分からないが、私が関与していないことは確かだよ」

実際のところ、現在49歳のヴォルフは今から15年ほど前にはレッドブルのサポートを受けながら耐久レースなどに出走していたようだ。『f1-insider.com』によれば、2006年にヴォルフがドバイ24時間レースで優勝したときにはレッドブルのロゴが入ったレーシングスーツで戦っていたという。

マルコは微笑みを浮かべながら次のように付け加えた。

「ヴォルフさんがそうしたいのなら、イスタンブールでも我々のオーバーオールを着てくれてかまわないよ」

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