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ニック・デ・フリース「F1に行くだけでは成功とは言えない」

2021年09月20日(月)18:30 pm

今年のフォーミュラEチャンピオンであるニック・デ・フリースが、自分は何が何でもF1でレースをしたいわけではないと語った。

オランダ出身ドライバーである26歳のデ・フリースもF1昇格を目指してキャリアを歩んできたのは確かだ。そして今年はメルセデスのフォーミュラEワークスチームでタイトルを獲得する活躍を見せたこともあり、メルセデスのモータースポーツ責任者であるトト・ヴォルフはデ・フリースを2022年にF1デビューさせるためにウィリアムズと交渉を行ってきていた。

だが、ウィリアムズはデ・フリースではなく、レッドブルの支援を受けるタイ人ドライバーのアレックス・アルボンをジョージ・ラッセルの後任として2022年に起用することを決定している。

現時点においては、2022年に向けてまだ確定していないのはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が移籍することになっているアルファロメオのもうひとつのシートだけになっている。

だが、最近の噂によれば、多額のスポンサーマネー持ち込みが可能だと考えられている中国人ドライバーの周冠宇(チョー・ガンユー)がそのシートを確保する可能性が高まってきているようだ。

こうした中、デ・フリースは母国オランダの『Formule 1(フォーミュレ1)』に次のように語った。

「F1に行くことはできるけれど、最終的にはそこで成功したいと思うものさ」

「ただ参加するのではなく、レースをするためにそこに行きたいんだ。わかってもらえるよね。つまり、F1に行くだけでは、それは必ずしも“キャリアにおける成功”とは言えないということさ」

「プロフェッショナルなクラスでレースをして勝利を争うこと、それが重要なんだ」

そう語った2019年のF2チャンピオンであるデ・フリースは次のように付け加えた。

「僕はフォーミュラEと耐久レースに参加しているけれど、これらはどちらも僕に満足を与えてくれる分野だよ」

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