F1第14戦イタリアGP(モンツァ)決勝レースのハイライト動画が公開された。3年ぶりに勝利を飾ったのはダニエル・リカルド(マクラーレン)、2位はランド・ノリス(マクラーレン)で、マクラーレンは1−2フィニッシュ、2012年最終戦ブラジルGP以来の優勝だ。
●【2021年F1第14戦イタリアGP】決勝レースの結果、タイム、周回数、ピット回数
3位は最後尾スタートから追い上げたバルテリ・ボッタス(メルセデス)だった。
セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)は3位でフィニッシュしたものの、5秒タイムペナルティを科せられて5位という結果になっている。
チャンピオン争いをしているマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)はターン1から2のシケインで接触し、2台が絡み合うようにリタイアした。
高速でアウト側からきていたフェルスタッペン、ピットアウトしてきたイン側のハミルトンがシケインで並び、フェルスタッペンのスペースが無くなり、行き場を失ったフェルスタッペンはハミルトンのタイヤに接触。そのままマシンが跳ね上げられてハミルトンのヘルメットの真上にリヤタイヤが着地する形で重なり合うようにコースアウトした。ヘイローがなければハミルトンは首に大きなダメージを受けていたと思うようなアクシデントだった。
角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)はグリッド上でブレーキトラブルがみつかり、スタートすることなくガレージに戻ってそのままリタイアした。ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)もレース中にトラブルでガレージにマシンを入れてリタイアした。
ルーキーの角田裕毅と、F1最終年のホンダ勢の結果は以下のとおり。
■レッドブル・ホンダ
リタイア マックス・フェルスタッペン
5位 セルジオ・ペレス
■アルファタウリ・ホンダ
リタイア ピエール・ガスリー
リタイア 角田裕毅
■F1イタリアGP決勝レース
1 D.リカルド(マクラーレン)
2 L.ノリス(マクラーレン)
3 V.ボッタス(メルセデス)
4 C.ルクレール(フェラーリ)
5 S.ペレス(レッドブル)
6 C.サインツ(フェラーリ)
7 L.ストロール(アストンマーティン)
8 F.アロンソ(アルピーヌ)
9 G.ラッセル(ウィリアムズ)
10 E.オコン(アルピーヌ)
11 N.ラティフィ(ウィリアムズ)
12 S.ベッテル(アストンマーティン)
13 A.ジョビナッツィ(アルファロメオ)
14 R.クビサ(アルファロメオ)
15 M.シューマッハ(ハース)
ー N.マゼピン(ハース)
ー L.ハミルトン(メルセデス)
ー M.フェルスタッペン(レッドブル)
ー P.ガスリー(アルファタウリ)
ー 角田裕毅(アルファタウリ)
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