ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)は、レッドブル・レーシングから再招集されなかったことについて、不満と混乱を抱いていることを明らかにした。
2019年にセカンドチームからレッドブルへ昇格し、その後再び降格したガスリーだが、2022年もアルファタウリに残留することが発表された。
25歳になるガスリーは、レッドブル・レーシングがマックス・フェルスタッペンの来年のチームメイトとしてセルジオ・ペレスの残留を決めた理由がよくわからないと認めている。
「トロロッソとアルファタウリが15年前にF1を始めて以来、所属していたすべてのドライバーの中でも最高のシーズンを過ごしているのに、もっと上に行っても報われないんだ」と、モンツァでフランスの放送局『カナル・プラス(Canal Plus)』に語った。
そしてガスリーは、メキシコ人のペレスを優先して見落とされたことに特に憤っていると語った。
「確かに悲しいし、ちょっと悔しいけど、それが現実なんだよね。僕の力ではどうにもならないこともある」と語っている。
「レッドブルは、セルジオの継続を希望している。だけど先週末のザントフォールトでは、Q1でノックアウトされ、チームメイトと1周遅れの8位でフィニッシュして、グランプリのベストドライバー(ファン投票のドライバー・オブ・ザ・デイ)に選ばれた」
「確かに、いくつかのパフォーマンスを見ると、よくわからない部分があるのは事実だ。だけど、僕は決定を下す人間ではないんだ」