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ジョージ・ラッセルは獲得を検討する価値があるとレッドブル首脳

2021年07月13日(火)18:50 pm

レッドブルとアルファタウリのドライバープログラム責任者として知られるヘルムート・マルコが、もしもメルセデスが現在ウィリアムズに所属している育成ドライバーのジョージ・ラッセルを2022年にルイス・ハミルトンのチームメートに引き上げないようであれば、自分たちがラッセルを引き抜くことを検討するだろうと認めた。

最近の噂によれば、ラッセルの地元で行われる今週末のF1イギリスGPにおいて、来季ラッセルをトップチームであるメルセデスに昇格させることを正式発表することになると考えられている。

そのラッセルについて、メルセデスにとって最大のライバルであるレッドブルのマルコは次のように語った。

「ラッセルが今ウィリアムズで発揮しているパフォーマンスを見れば、間違いなく(獲得を)検討するだけの価値はあるよ」

「しかし、それは意味がないだろう。メルセデスが彼を獲得しないという大きな間違いを犯すことはないだろうからね」

現在23歳のラッセルは、2020年シーズン終盤には新型コロナウイルスに感染したハミルトンの代役としてメルセデスから出走し、バルテリ・ボッタスをしのぐパフォーマンスを発揮してみせていた。

ドイツのテレビ局『Sport1(シュポルト1)』から、すでにそれだけの実力を示してみせているラッセルの起用にどうしてメルセデスはこれほど慎重なのだと思うかと質問されたマルコは、それは「メルセデスに尋ねるべき質問だよ」と答え、次のように続けた。

「助言を与えるのは我々のスタイルではないしね。結局のところ、我々はそのことを気にとめるだけさ」

「しかし、結局のところ、ラッセルのようなドライバーがすでにうちにいたならば、もうとっくに競争力のあるマシンに乗っていただろうね。彼がウィリアムズで見せている予選でのパフォーマンスは並外れているよ」

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