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14万人の観客動員を目指すF1イギリスGP

2021年06月15日(火)19:35 pm

今年も新型コロナウイルス感染症covid-19の大きな影響を受けているF1だが、それでもグランプリには少しずつではあるものの観客の姿が戻りつつあるのも事実だ。

今週末に今季のF1第7戦フランスGPが開催されるポール・リカール・サーキットには3つのゾーンに分けて合計5000人の観客を入れることがフランス当局によって許可されたと伝えられている。

こうした中、第10戦として予定されているイギリスGP(7月18日決勝)の舞台となるシルバーストン・サーキットではレース週末を通じて満員の観客を迎える準備を行っているようだ。

イギリスの主要メディアが報じたところによれば、初めてスプリント方式予選が行われるイギリスGPでは土曜日、日曜日ともに最大14万人の観客がサーキットで観戦できる可能性があるという。

しかし、イギリスのボリス・ジョンソン首相は、全国のロックダウン規制を当初設定していた期限である6月21日からさらに延長することを発表している。

だが、イギリスGP主催者は、ノーサンプトンシャーに位置するシルバーストンが広大であることと、公共交通機関が提供されないことから、F1レースに関しては例外的に観客動員の許可を得られるはずだと自信を見せている。

「7月にはシルバーストンにファンが戻ってくると確信している」

そう語ったイギリスGPプロモーターのスポークスマンは次のように付け加えた。

「現在行われている関係部署や英国公衆衛生庁との交渉はうまくいっている。詳細が決まり次第、お知らせすることになるだろう」

ハースF1のチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、こうした動きについて次のようにコメントしている。

「私にとって最も重要なことは、このパンデミックを乗り越えて、みんなが自由に動けるようになることだ。私はそれを楽しみにしている」

「我々のレースをみんなが見にくることができれば、もうすぐ普通の生活に戻ることができるのだということを実感してもらえるわけだから素晴らしいことだよ。そうできるよう懸命に取り組む必要がある」

「観客がいるイベントは、F1に参加するすべての人々をさらに元気づけるものになるだろう」

そう語ったシュタイナーは次のように付け加えた。

「もうすぐ再び満員となったサーキットが見られるようになることを望んでいるし、楽しみにしているよ」

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