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ジョージ・ラッセル「今年でウィリアムズとの契約が切れるのはいいこと」

2021年05月21日(金)7:16 am

ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)が今年いっぱいでウィリアムズとの契約が切れるのはいいことだと語った。

もちろん、これはメルセデスでルイス・ハミルトンのチームメートになる可能性があることを示唆したものだと受け止められている。

今週末には今季のF1第5戦モナコGP(23日決勝)が行われるが、そのモナコでマクラーレンがランド・ノリスとの契約を延長したことが明らかとなった。

今季すでに第2戦エミリア・ロマーニャGPで3位表彰台に上る活躍を見せている21歳のノリスは次のように語った。

「ほかのチームと話をして時間を無駄に使いたくなかったんだ。このチームは僕を信じてくれているし、僕もこのチームを信頼している。単純な話だよ」

まだ5月の時点でマクラーレンがノリスとの契約延長を決めたことには驚きの声があるのも事実だが、できるだけ早い時期に来季の契約をまとめたいと望んでいるドライバーも多いはずだ。そしてバルテリ・ボッタス(メルセデス)もその1人だろう。

2016年にメルセデスでF1チャンピオンとなったとたんに引退してしまったニコ・ロズベルグの後任として2017年にウィリアムズから迎え入れられたフィンランド人ドライバーのボッタスだが、以後メルセデスとは1年ごとに契約を更新するという形が続いている。

そして最近では、現在ウィリアムズで走っているものの実際にはメルセデスの契約下にあるラッセルが2022年にはボッタスからシートを奪うのではないかとのうわさもある。

ボッタスは19日(水)にモナコで次のように語った。

「今後のことを早く決められればそれに越したことはないよ」

「僕はかなり早い段階で契約を結んだこともあるけれど、非常に遅い段階で契約を結んだことによって、その交渉が自分のパフォーマンスに大きく影響したこともあるからね」

しかし、ボッタスはまだ「レースに集中している」ところであり、まだ2022年のことを考えてはいないと主張している。

「正直に言って、急いではいないよ。来年は(F1技術レギュレーションが)大きく変わるから、ドライバーを選ぶことができるチームにとっては好都合だからね」

そう語った31歳のボッタスは次のように付け加えた。

「今のところ、僕は完全にこのシーズンに集中している。まだ契約に関する話をする時ではないよ」

だが、23歳のイギリス人ドライバーであるラッセルが2022年に向けてボッタスのシートを狙っているのは確かだ。

今年いっぱいで現在ウィリアムズと結んでいる契約が切れることについてどう考えているかと質問されたラッセルは19日(水)に次のように答えた。

「そういう状態になるのはいいことだよ」

「同時に、安定性と継続性も重要だね。それは新しいチームに移ったドライバーたちを見れば分かることだ」

「来年どのチームと一緒にやるとしても、僕は何年もそこにいたいと思っているよ」

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