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2021年F1暫定カレンダーがリーク?開幕戦はバーレーン?

2020年10月21日(水)5:15 am

今週に入って、いくつかのメディアが2021年の暫定F1カレンダーを入手したと報じている。

もちろん、現時点ではその出所も明らかになっておらず、信憑性のあるものかどうかは分からないが、その2021年暫定カレンダーは全22戦で構成されており、新たにサウジアラビアGPが新登場することになっている。

また、例年開幕戦として開催されているオーストラリアGPが10月に位置づけられており、代わりにバーレーンが開幕戦の舞台とされている。これはオーストラリアGPの開催地であるメルボルンが新型コロナウイルスによるロックダウン政策を継続する予定となっているためだと考えられている。

現在報じられている非公式2021年暫定F1カレンダーは以下の通りだが、くれぐれも信憑性にはまだ疑問があることを念頭に見ていただきたい。

■2021年F1暫定カレンダー(非公式)

ラウンド/決勝日/グランプリ名
開幕戦 3月14日 バーレーンGP
第2戦 3月28日 ベトナムGP
第3戦 4月11日 中国GP
第4戦 4月25日 アゼルバイジャンGP
第5戦 5月2日 オランダGP
第6戦 5月9日 スペインGP
第7戦 5月23日 モナコGP
第8戦 6月6日 カナダGP
第9戦 6月20日 オーストリアGP
第10戦 6月27日 フランスGP
第11戦 7月11日 イギリスGP
第12戦 7月25日 ハンガリーGP
第13戦 8月29日 ベルギーGP
第14戦 9月5日 イタリアGP
第15戦 9月19日 ロシアGP
第16戦 9月26日 シンガポールGP
第17戦 10月10日 日本GP
第18戦 10月24日 オーストラリアGP
第19戦 11月7日 アメリカGP
第20戦 11月14日 メキシコGP
第21戦 11月28日 サウジアラビアGP
第22戦 12月5日 アブダビGP

ちなみに、このリークされたカレンダーについて質問を受けたオランダGPのプロモーターは自分たちのレースが2021年5月2日に開催されるという情報を認めることはなかったとも報じられている。

今年、1985年以来35年ぶりに復活開催される予定だったオランダGPだが、新型コロナウイルスのパンデミックによりキャンセルされたという経緯がある。

『De Limburger(リムブルガー)』から現在報じられている暫定カレンダーについて質問を受けたオランダGPプロモーターの代理人は次のように答えた。

「フォーミュラ・ワン・マネジメント(F1オーナーのリバティ・メディアが運営するF1管理運営組織)は11月のどこかで(2021年の)F1カレンダーを公表することになるだろう」

「現在出回っているもの(暫定カレンダー)に関しては、我々は関知していない」

ともあれ、今後リバティ・メディアやFIAが正式に暫定カレンダーを発表するまでは実際に2021年のF1グランプリがどのような形で構成されるのかは不明だと考えておいたほうがいいだろう。

実際のところ、新型コロナウイルスの影響が2021年にも継続することは間違いないと考えられており、今後の世界の感染状況によってはF1カレンダーがどうなるのかまだ予断を許さない状態であるのも確かだ。

ところで、リバティ・メディアが1シーズンに25戦を行うことを近い将来の目標に掲げていることはよく知られている。そして、その実現に向けて、現在は金曜日から日曜日までの3日間にわけてフリー走行や予選、決勝が割り振られるスケジュールになっているが、これを2日間に短縮しようという計画もあるようだ。

だが、マクラーレンのチーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、仮にレース週末の活動を2日間にしたとしてもそれで年間25戦がこなせるわけではないと主張している。

「2日間になったからといってそれによって我々が実施できるレース数に影響はないよ。私に言わせれば、問題は我々がどれだけの日数家を空けなければならないかだし、それ(年間25戦)はチームメンバーにとっては持続不可能だよ」

そう語ったザイドルは次のように付け加えた。

「だが、何が正しい方向なのかを見極めるために、今後全ての関係者によってもっと議論が重ねられるはずだと確信しているよ」

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