マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が、チームとの関係が悪化してきているようだとのうわさを「くだらない」と一蹴した。
2日(金)にホンダが2021年シーズン限りでF1活動に終止符を打つことを発表したが、その後フェルスタッペンがインスタグラムのホンダやレッドブルの公式アカウントのフォローをやめたことに気付いた者が、フェルスタッペンとレッドブルやホンダとの関係が悪化しているに違いないとのうわさを流し始めたようだ。
この件に関して母国オランダの『Formule 1(フォーミュレ1)』から質問を受けたフェルスタッペンは、そんなうわさは「くだらない」と語り、次のように続けた。
「実際のところ、ニュースの90パーセントがそうなんだ」
「もう(スマホに送られてくる)お知らせに全てうんざりしただけさ。僕は常にビデオやそういう類いのものにタグ付けされていたんだ。そして僕はもう自分のスマホでF1のことを見たいとは思わなかっただけさ」
フェルスタッペンはさらに、ホンダがF1から撤退するというニュースが伝えられた時も特に驚きはしなかったと語っている。それは、「そういう時が近づいている」と感じていたことに加え、実際に公式発表が行われる前にそのことを伝えられていたためだという。
「次にどういうことが起きるのかは分からない。だけど、僕はそのことを考えてさえいないんだ。だって、まだかなり先のことだよ」
「エンジンを手にすることができるよう願っている。そうじゃないと僕はフリントストーン(アニメ)みたいに自分でペダルを踏んでクルマを走らせるしかないからね」
そうジョークを語った23歳のフェルスタッペンは次のように付け加えた。
「これからどうなるのかは分からない。だけど、それは悪いことじゃないよ。過去に一緒にやっていたエンジンサプライヤーから常に多くのことを学んできたしね」