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F1の収益の驚異的な落ち込みでチーム存続の危機・・・2021年は22レース開催でV字回復狙う

2020年08月12日(水)15:42 pm

F1は、2021年には完全な通常の状態で22レース開催を目標としている。コロナ渦で収益が完全に崩壊したことが明らかになったからだ。

『Financial Times(フィナンシャル・タイムズ)』によると、F1の直近の四半期収益は約25億円(2,400万ドル)まで減少。前年同四半期は約661億円(6億2,000万ドル)だった。

この驚異的な落ち込みは、放映権料とレース開催料の完全な崩壊が原因であり、その結果、2019年に得た利益は消え、今四半期は約145億円(1億3,600万ドル)の損失になった。

F1最高経営責任者のチェイス・キャリーは、2021年は22レースを編成したいと語っていたが、「今後、このウイルスがどうなるのかを見通すことはできない」と語った。

「我々は話し合っていた長期的な成長をするために積極的に動いていたが、ウイルスはすべてを引っかき回した」

「今は2021年の計画をしているところだが、おそらく完全ではないが、我々の2021年計画にかなり近くなるだろう」

F1の収益は各チームにも分配されることから、F1界としてはレース開催数を増やして全体収益のV字回復を狙いたい。しかし、すべての予定が決定しない限り、各チームの台所事情も厳しくなり撤退のうわさはしばらく続くことになるだろう。

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