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「F1の年間レース数増加は慎重に進めるべきだ」とFIA会長

2019年12月17日(火)18:32 pm

F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)の会長を務めるジャン・トッドが、F1は性急に年間レース数を増加させるべきではないとの見解を示した。

来年のF1シーズンは過去最多となる年間22戦で戦われることになる。

フェラーリのセバスチャン・ベッテルはスイスの『Blick(ブリック)』紙に、次のように語っている。

「これはF1における重要な話題だよ」

「これからは休む期間がすごく短くなるんじゃないかな」

2017年からF1運営に乗り出したアメリカのリバティ・メディアは、ゆくゆくはF1の年間レース数をもっと増やしたいとの考えを示している。2021年から適用されることになる新レギュレーションには最大25戦までの実施が可能となる条項が盛り込まれており、これが今後のF1チーム運営に大きな影響を及ぼすことになるのは間違いないだろう。

リバティ・メディアの一員としてF1最高経営責任者を務めるチェイス・キャリーは『uk.sports.yahoo.com』に次のように語っている。

「世界有数のメディア市場であるアメリカと中国において人々が理解している以上に、より多くのファンが存在するんだ」

しかし、かつてフェラーリのチーム代表を務めていたことでも知られる73歳のトッドは、あまり急いで25レースに増やすべきではないと考えているようだ。

「私は、長いプロセスを経て25レースに近づけていくことになると思っている」

『Motorsport-Magazine.com』にそう語ったトッドは次のように付け加えた。

「現時点では、我々は22レースに集中すべきだよ」

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