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誰もがベッテルとルクレールの共存共栄を望んでいるとピレリCEO

2019年12月05日(木)18:13 pm

F1公式タイヤサプライヤーであるピレリの最高経営責任者が、2020年にはフェラーリのセバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールが一緒にうまく戦ってくれることを「誰もが望んでいる」と語った。

●2019年F1世界選手権ポイントランキング

2019年シーズン開幕前にはF1チャンピオン候補の筆頭にさえあげられていたベッテルだが、今季からチームメートとなったルクレールに負けてしまい、今やフェラーリのナンバー1ドライバーという地位も失ってしまった状態となっている。

2019年シーズンの低迷により、メディアやファンの間でもベッテルに対する期待度が下がってきているのは間違いないようだ。

フェラーリの地元イタリアの『La Stampa(スタンパ)』は次のように書いている。

「(ベッテルにとって)この悲観的な2019年にあって唯一のプラス面は3人目の子供が生まれたことだ」

さらに、ドイツのケルンにあるフェラーリのファンクラブ会長を務めるルイジ・フォルニトは『Kolner Express(ケルナー・エクスプレス)』に次のように語っている。

「彼は多くのミスを犯したし、ナンバー1の地位を失ったのも当然のことだ。そしてフェラーリでF1チャンピオンになることはないだろう」

「来年F1タイトルをとるためには、フェラーリはナンバー1ドライバーを決めなくてはならないよ」

しかし、最近の報道によれば、フェラーリのチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、2020年にはベッテルとルクレールがお互いに争うことを許すとしており、明確なナンバー1ドライバーを決めることはしないつもりのようだ。

こうした中、ピレリのCEOを務めるマルコ・トロンケッティ・プロベラは、「同じチームでプレーするチャンピオンたちは誰もがお互いのつま先を踏むリスクを背負っている」と語り、次のように付け加えた。

「だが、誰もが彼らが一緒にうまくやることを願っているよ」

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