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【フェラーリ】2020年のベッテルはさらにやる気に満ちているはずだとチーム代表

2019年12月03日(火)5:15 am

フェラーリのチーム代表を務めるマッティア・ビノットがセバスチャン・ベッテルは間違いなく来季もフェラーリで走ると主張した。

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2019年のF1最終戦アブダビGPが開催された先週末のヤス・マリーナ・サーキットでは、セバスチャン・ベッテルが、冬休み明けにフェラーリにもう戻らず、このままF1を引退してしまうのではないかとのうわさもささやかれていた。

ベッテルは2019年シーズンが開幕する前にはチャンピオン候補筆頭にあげられていた。ところが、実際にシーズンが始まると、メルセデス勢やマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、さらには今年からチームメートとなった2年生F1ドライバーのシャルル・ルクレールにも先行を許し、ドライバーズランキング5位でシーズンを終えてしまった。

もちろん、このランキング5位という結果はベッテルが2015年にレッドブルからフェラーリに移籍して以来最悪のものだ。

最終戦アブダビGP決勝も5位という不本意な結果で終えたベッテルは、2019年が自分にとっていいシーズンでなかったことを認め、次のように語った。

「このレースは今シーズンすべてを反映するものだったよ」

「僕にとっては困難なシーズンだった。それは誰よりも僕自身がよく分かっている。だけど、僕の取り組み方や準備のしかたを変える必要があるとは思っていないよ。僕はまだ運転のしかたを知っているからね」

ベッテルは通常よりも遅い木曜日にアブダビ入りしていたが、それは先週3人目の子供が誕生したことによるものだった。F1関係者の中には、ベッテルの中で、F1よりも家族を中心とした生き方の方が重要だという意識が強くなり始めているのではないかと考えている者もいるようだ。

しかし、今季からフェラーリのチーム代表を務めているビノットは、ベッテルのF1に対するモチベーションはまだ失われてなどいないと主張している。

「セブ(ベッテルの愛称)は非常にやる気に満ちているし、彼はシーズン後半にそれを示して見せた」

そう語ったビノットは、アブダビでささやかれたうわさなど気にする必要はないと次のように付け加えた。

「来年も彼が我々の元に戻ってくるのは間違いないし、もっとやる気に満ちた彼を見られるはずだと確信しているよ」

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