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「F1トップドライバーたちは2021年にチームを変わるべきではない」とレッドブルのボス

2019年12月02日(月)19:02 pm

レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、現在トップチームに所属しているドライバーたちは全員2021年F1シーズンも同じチームにとどまるべきだと語った。

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2021年からF1ルールが大きく変わることもあり、現在トップ3チームに所属しているドライバーも含め、来年には大規模なドライバー移籍が起きる可能性があると考えられている。

中でも、2020年で現在のチームとの契約が満期を迎えるルイス・ハミルトン(メルセデス)、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、そしてマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がどうするのかに大きな注目が集まることになるのは間違いないだろう。

こうした中、ホーナーはオランダの『Formule 1(フォーミュレ1)』誌に次のように語った。

「(2021年も)全員、今と同じ報酬で同じチームにとどまるべきだよ」

「ルイスは今のチームに満足しているし、マックスも満足していて我々ともうまくやっている。どうして彼らがそれを変える必要があると言うんだい?」

「我々が来年マックスにいいクルマを提供しさえすれば、彼をキープできるということだ」

実際のところ、まだタイトル争いに絡むことはできなかったものの、今季のレッドブル・ホンダの躍進ぶりに驚かされた者は少なくなかったはずだ。

先週末に行われた2019年F1最終戦アブダビGPでフェルスタッペンが駆るレッドブル・ホンダに敗れたフェラーリも来季はレッドブル・ホンダをさらに警戒してくることは間違いないだろう。

「レッドブルのことを気にしているかって? ああ、しているよ」

そう語ったマッティア・ビノット(フェラーリ/チーム代表)は次のように付け加えた。

「彼らは改善しつつあるし、彼らにはいいエンジンといいシャシーがあるからね」

ホーナーも、今年からエンジンパートナーに迎えたホンダとの関係はうまく言っていると認め、次のように続けた。

「今年は我々にとっては移行のための年だった。だが、すでにホンダとのパートナーシップは非常にうまく機能しているよ」

「それにマックスもすごくよく戦ってくれた。私は今年が彼にとってこれまででベストのシーズンだったと思っているよ」

そうコメントしたホーナーは次のように付け加えている。

「2020年はルールも変わらないから、来年こそ最強メルセデスに挑戦できることを期待しているよ」

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