マックス・フェルスタッペンが、レッドブルが2020年も引き続きアレクサンダー・アルボンを自分のチームメートに据えることにしたのは「最も賢明な選択」だったと語った。
現在23歳のアルボンは今年トロロッソからF1デビューを飾ったばかりのルーキードライバーだ。
だが、今季ルノーへ移籍したダニエル・リカルドの後任としてトロロッソから昇格したピエール・ガスリーが期待されたパフォーマンスを発揮できなかったことから、レッドブルは第13戦ベルギーGPでガスリーとアルボンを交代させるというドライバー人事を断行。F1デビューわずか13戦目でトップチームのレッドブルのシートを得たドライバーはアルボンが初めてだ。
そのアルボンはレッドブル移籍以降の7レースで4位1回、5位4回、6位2回と安定した成績を残し、現時点ではドライバーズランキングでも6番手につけている。
レッドブルではこのアルボンと現在トロロッソ・ホンダ所属となっているガスリー、ダニール・クビアトの3人のうちから2020年にレッドブルで走るドライバーを選定するとしていたが、大方の見方通り、アルボンを来季もレッドブルで走らせることを決定している。
フェルスタッペンは今週末に今季の第20戦が開催されるブラジルで来年も自分のチームメートを務めることになったアルボンついて次のように語った。
「彼はいいやつだし、過去12か月は彼にとってジェットコースターに乗っていたような感じだったと思うよ」
「でも、彼はすごくリラックスしているし、率直な人間だよ。そしてチームのみんなも彼のことが好きなんだ」
「彼は自分の仕事をやってのけている。速いし、ポイントもたくさん稼いでいる。だから、近い将来に向けては最も賢明な選択だったんじゃないかな」
そう語ったフェルスタッペンは次のように付け加えた。
「だけど、彼のパフォーマンスを評価するのは僕の仕事ではないけれどね」