第46回東京モーターショー2019(一般公開は10月25日〜11月4日)が23日に開幕。日産(東京ビッグサイト西展示棟2ホール)がプレスカンファレンスを開催した。
日産はEVコンセプトカー「ニッサン アリア コンセプト」と「ニッサン IMk」を初披露した。この2台のコンセプトカーは、日産の今後の方向性やデザインと技術の新たな可能性を示しているという。
■ニッサン アリア コンセプト
ニッサン アリア コンセプトは、EVと日本の伝統的なミニマリズムを融合して、新たなデザインの可能性を示した。
グローバルデザイン担当専務執行役員のアルフォンソ アルバイサは、「『日産アリアコンセプト』は、日産のEVテクノロジーが大きく飛躍したことにより生まれました。同車のデザインはその飛躍を体現しています。電動化・自動運転・コネクティビティなどの先進技術と日本のものづくりの精神の融合により生まれた、日産ブランドの新しいデザインランゲージは、当社が伝統を大切にしながら未来志向であることを象徴しています」と語った。
■ニッサン IMk
ニッサン IMkは、進化した「ニッサン インテリジェント モビリティ」技術とパワフルなEVパワートレインをコンパクトで俊敏なボディに搭載したコンセプトカーだ。
エクステリアのデザインは、新しい時代の小型EVの姿を示しているという。
日産ブースではその他、「プロパイロット2.0」を搭載した新型「スカイライン」、マイナーチェンジした「セレナ」、軽自動車として初めて「プロパイロット」を搭載した「デイズ」、EVレーシングカー「NISSAN LEAF NISMO RC」、「日産リーフe+」が展示されている。
一般公開日には、さらに「NISSAN GT-R 50th Anniversary」や「NISSAN GT-R NISMO」といったスーパースポーツカーや、「ノート e-POWER NISMO S Black Limited」、「セレナ e-POWER AUTECH」などの革新的な電動化技術を体現したモデルも展示するという。